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英会話で「伸び悩んでいる人」がやっていない3つの事

こんにちは、ぐまちゃんです。
英会話スクールなど色々な所で英語の先生をしています。一方で、これまで私自身も生徒として色んな学校やスクールでレッスンを受けてきました。

せっかく貴重な時間とお金を使って参加する場なので、
「少しでも楽しく多くのことを学びたい!」「充実した時間にして英語力を上げたい!」
と皆さん思ってらっしゃるはずです。

今回は、教える先生側とレッスンを受ける生徒側の両方の視点から、私が感じる「伸びてる人がやっている事/伸び悩んでる人がやってない事」を書いてみたいと思います。

その前に・・・
まずはレッスン中、いまいち分からないのにカッコつけて頷きながらスルーしたり、間違わないように微笑みながら口数少なく…なんて事は御法度です!

そういう方は、”レッスンの認識”を変えましょう。
レッスンは『コーチの下で「トライ&エラー」を繰り返し練習する場』と捉えてみてください。実際に英語をコミュニケーションツールとして使えるようになるためにトレーニングする場所なのです。(もちろん講師によって捉え方は変わるのかもしれませんが)

では、どんどん力を伸ばしていく生徒さんがレッスン中にやっていて、なかなか伸びない生徒さんがやっていない事。もちろんたくさんありますが、大きな差を生むポイントは

①講師にすぐ質問する・リクエストする
② クラスメートの話にも反応・質問する
③ 新しい単語や表現をすぐに使ってみる

という点です。

1つずつ具体的な内容を見てみましょう。

①講師にすぐ質問する・リクエストする

聞き取れなかった時、分からない単語やフレーズがあった時、意味が取れなかった時、すぐに質問していますか?毎回全てに質問していたら会話は進んでいきませんんが、まずは思い切って1つ何か質問してみましょう。

Sorry,  what did you say?
[すみません、なんと言いましたか?]
What was that?
[なんですか?]
I don’t get it. What do you mean?
[分かりません。どういう意味ですか?]
など。

教えてもらう時には、
・ボードに書いてもらう 
Please write it on the board.
・スペルを教えてもらう 
How do you spell that?
・発音してみてチェックしてもらう
Am I pronouncing correctly?
・その単語やフレーズの使い方を例文などでいくつか教えてもらう
How do you use the phrase? Could you give an example in a sentence?
など、どんどんリクエストしてみてください。質問やリクエストも英会話です。

Could you say it again? 
もう一度言ってもらえますか?
Could you slow down? 
ゆっくりお願いできますか?

などもどんどん使ってみてください。

質問やリクエストする練習だと思って、何度も使ってみましょう!クラスメートも疑問に思っている可能性大だし、先生もあなたのやる気が嬉しいし、質問Welcomeで嬉しいものです。

②クラスメートの話にも反応・質問する

スモールトーク、先生からの質問にクラスメートが答えている時、興味ある話題や深掘りしたい時は躊躇わずにリアクションしたり質問したりしていますか?私のレッスン内でも指示通り答えだけ言う、ペアワークでも質問して答えだけ言って終わる…という方が多い気がします。

・誰と〇〇に行ったんですか? 
Who did you go to ---- with?
・何を見たんですか?  
What did you see there?
・どの位そこで過ごしたんですか?  
How long did you stay there?
・楽しかったですか?  
Did you have a good time?

など、クラスメートの週末の話などをシンプルなFollo-up クエスチョンでどんどん広げてみましょう。会話が広がるしクラス全体が盛り上がるので、講師としてもとても嬉しいものです。実際、生徒でクラスに参加していた時には先生からとても喜ばれてました!もしクラスメートの話にあまり興味あまりない場合でも、相槌や質問をする練習だと思って意識的にするのもアリですね👍

③新しい単語や表現をすぐに使ってみる

新しく学んだ単語や表現は、①で書いたように例文やどう使うかが分かったら、意識的に直ぐに使ってみましょう。そのレッスン中で数回、次回のレッスンでも意識的に使うようにすると、どんどん自分の言葉になっていきます。母語である日本語でも、新しい言葉をなかなか覚えられないことありませんか!英語となるとさらに覚えられないものです。どんどん新しい単語やフレーズと出会って触れて、忘れてはまた思い出して…と何度も使ってみて少しずつ覚えて理解していくものなのです。


よし、習得したぞ!と思って使っていても、実はちょっと間違っていた…という経験も多々あります。実際、使い方の微妙な違いをネイティブに指摘してもらったり、ネイティブが使っているのを聞いて違和感を覚えたり。そんな過程を経てだんだんと習得していくものなので、ここでも「トライ&エラー」が重要です。

日本人は間違うことを恐れてしまいがちですが、間違うことは必要なプロセスの一つですので、楽しみながらどんどんレッスンの中で間違って力を伸ばして欲しいと思います!

最近は昔と違って、英語を学習する方法がたくさんあるので、実際に英会話教室に通ってる人の数はぐんと減っているのではないでしょうか。お安くいつでもどこからでもオンライン英会話も受けられるし、無料ミートアップや知り合いの外国人から教わってる、という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方にとっても何かしらの英語力アップのヒントになれば嬉しいです。

私から最後にリクエストです😌
レッスンの中で間違いを修正してされた時、指摘された時には、恥ずかしそうな顔で"Sorry".と言わず、笑顔で嬉しそうに"Thanks".と返答してくださいね!

◉最後までお読みいただき
ありがとうございました🍀

[2023.11.16記]



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