英分解釈⑤ 東大2023
さっそく問題です。東大シリーズ復活。最新の問題を詳しく受験生目線で解説しているものはなかなかないと思います! 訳に立ててもらえたら幸いです。
the choice of comfort food depends on unique memories of both good and bad times and the foods associated with them; what's comforting to me, might not be to you.
なお、問題文にコンフォートフードについての文であると記載されているので、コンフォートフードは、「コンフォートフード」のままで問題なし。
Q1 SとVは?
Q2 andのつなぎは? andが2つあることに注目
以下おまけ
Q3 the choice of comfort food をどう考えたか?
Q4 might not be to youの部分をどう考えたか?
Q5 whatをどう考えるか?
Q6 uniqueの訳し方(ここで差がつくのかな?)
この問題のポイントは上に5つでしょう。パッとわかるのなら以下読む必要なしで、ほかの対策を行いましょう。
Q1 SとVは?
楽勝です!
the choice of comfort foodがS
dependsがV
the choice of comfort foodは~次第である。
depend on Aは頼るよりも~次第であるの方がきれいになることが多い
Q2 andのつなぎは? andが2つあることに注目
unique memories of
both good ①and bad times ②and the foods associated with them
①はboth A and Bのandで問題ないであろう→気分のいい時やよくない時
②は、迷うかもしれない。
2つ考えうるのではないか。ofに注目しよう。ofのかたまりがどこまでと考えるかによって、違いが見えてくる。
the choice of comfort food depends
on unique memories
(of both good and bad times and the foods associated with them)
訳:(気分のいい時と悪い時とその時と関係のある食べ物)というユニークな記憶次第である。
とするか
the choice of comfort food depends
on unique memories and the foods (associated with them)
(of both good and bad times)
訳:(気分のいい時と悪い時の)ユニークな記憶と(その時と関係のある)食べ物次第である
どちらでもいいように思える。人によって違うかもしれないし、著者がどう考えたかわからない。日本語でもなんとなく通じるけどどうなんだろうってことはあると思う。英語だからここにこだわろうと言うつもりはない。むしろ、uniqueの訳し方にこだわってほしい。
しかし、気持ちと食べ物の関係をずっと言ってきた文脈(ふられたのでケーキをたべた)から考えると、気分も食べ物も「記憶」と考える方が私は自然かなと思う。
Q3 the choice of comfort food をどう考えたか?
もちろん「コンフォートフードの選択は」で問題ない。しかし、ofにはいろんな考え方があって、英語は名詞を好むという性質上、日本人の我々にとってはなんか不自然かもと感じることがあるかもしれない。そういうときは少し工夫していいかもしれない。
今回の場合はchoice→chooseと動詞にして、of以下を目的語と考え
choose comfort foodと考えてもいいのではないか。
こんなテクニックもあると知っておくとよいであろう。今回はきにしなくていい。
長くなったので今回はここまで。
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