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親の色眼鏡

夫の転勤が決まった。
場所は某所。
昔、パワハラで有名になった地域だ。

義母が夫に
「あなた、大丈夫?嫌がらせとか、いじめとか合わない?」

と心配されたらしい。
衝撃だった。
夫は、どちらかというと、いじめやパワハラを受けるタイプではなく、
逆だ。やらないかを私は心配している。
上司に噛み付かないかを心配しているのに、
親になると、いじめられるかもしれない・・・と思うのかと・・・。

誰にでも牙を向けて生きている夫は、義母の目にはいつの時代の息子が
映っているのだろう。いや、でも、彼はいつの時代もどちらかというと
やられる人ではなく、やってきた側のように私の目には映るのだが・・・。

さて、私は実際、6歳息子を色眼鏡をかけて見ているだろうか。

素直で可愛い息子。
やんちゃで人を怪我させたこともあるし、させられることもある。
しつこくて、人をイライラさせるのが得意な彼。
学年でも2回りほど小さくて、どう見ても年中さんくらいにしか
見えない息子。
どちらかというと、絡まれる姿を見てきたので、
自分のことは自分で守れ!という
教えの元(夫より)、空手もスタートしている。

息子には息子の社会があり、色々な顔ができてくるとは思う。
どれも息子であるのだろうけど、それをしっかりと受け止めて
見守っていきたい。
色眼鏡を外して見ていくのは
親としては難しいのだろう。

だから、みんな自分の子どもは悪くない!!って受け入れられない
事件が多いんだもんね。

義母から学んだ親の色眼鏡。
夫は可愛い、優しい息子だ。

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