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知人のふと見せる横顔に戦慄してしまうことがあります。何度か経験したことのある、この感覚─…
いつのまにか私も年を取り、これから老いていくばかりの身の遣り場を自分のためにも考えなくて…
新しい本を手に入れれば、それは当然、床や机の上に投げ置かれたままであってはならず、どこか…
自らに湧き起こる衝動を飼いならそうとして、抑えようとしても、その反発のために自分自身がと…
ときどき私はあとどれだけの時間を生きることができるのだろうと不安な気持ちになることがあり…
かつて古い神話や伝説においては永遠の生命をその時代の王が求めていました。しかし、それ…
いつの間にか月日は流れて、私が自分の思いを文章として発信し始めて、半年が過ぎました。他の人にとって、半年という、この時間がどれだけの意味をもつかはわかりませんが、私は、自らが何らかの物事を継続して行うことの喜びや充実を感じているとともに、もうそれだけの時間が経ってしまったのかと驚く思いです。時の巡りは、それに気づいた時には、いつでも自分の手の内にはないということを身を以て感じ、恐怖の念すら抱いています。 これまで私はいくつかのまとまった随想を公にしてきました。思い返せば、自
可能ならば、静かで落ち着いた生活をしたいものだと私は思います。争いごとがなく、淡々と過ぎ…
食器を洗っていたら、冷たい水が指に沁みた。寒く、肌が乾燥する時期には、特に覚えのある、こ…
私がよく歩く道に小さな看板があります。その道は人が通る姿があまり見られない場所なのですが…
夕陽を浴びながら、無意味な一日を過ごしてしまったと思うことがあります。太陽が地平線の向こ…
いつか自己紹介の場面で、座右の銘は何かと問われたことがあります。当時、私は答えに窮し…
私は視力が弱く、普段から近い距離の物しか見えないのですが、鮮明に見える視野が狭いと、それ…
新しい本を読もうと探すと、世の中の危機について訴えている作品に出遭うことが増えました。それは世の中の危機が以前よりも増大しているせいなのか、あるいは私が無意識の内にそういった内容を求めていて、そのような本ばかりを追ってしまうためなのか、それらとは違う別の理由があるのか、私自身でもわかりませんが、ともかく最近はそのような書物を手に取ることが多くなり、そこで主張されている思想や時代の雰囲気などに感化されてしまっているように思うところがあります。 世の中の危機と一口に言っても