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【詩】星とマリンバ

マリンバは
星が降るのを
待っています

星が瞬き
雫のように
零れ落ちて

自らに
降り注ぐのを
待っています

わたしの鼓動でも
星は降るのでしょうか

あなたに会うと

わたしの中のマリンバが
余韻を重ねつつ
鳴り響くものですから

つい
そんなことを想うのです

バカバカしいと
あなたは笑い

目尻のしわが
さらに深く
刻まれると

ほら、また、
わたしの中で
たくさんの星が
零れてしまいました


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