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【贈る詩】美しい弧 

孤独の孤は
本当は弧なのかもしれない

それは

膝を抱えて
丸める
あなたの背中が

弧のように
柔らかな曲線を描いているから

その曲線は
あなたの
大事なものを
包み込むために

最もふさわしい
美しい形をしている

だから

わたしは
その曲線に

そっと
自分の手のひらを
重ね合わせたくなるのだ



この詩を
Cir氏の詩「小さい頃」の中の少年に
贈ります。


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