ふんばりどき
今から20年以上も前のこと
板長は21歳
朝7時から夜25時まで働き
給料6万円
マンションの2LDKに先輩と同期の7人で住む生活をしていました
当時はもちろん下っ端です
二段ベッドの下の段で
毎朝の目覚ましミュージックは上の段の先輩のステレオから聞こえるうえだまさき「悲しい色やね」だったそうです
毎日毎日ゴミ箱を洗いながら
「今日こそ先輩しばいて絶対やめたろ!」
と思っていました
当時は神経性胃炎になっていたそうです
唯一相談できた先輩に
(ものを刻むことにかけてはめちゃくちゃ上手だった先輩 今は静岡で開店)
ある日「やめます」と相談したところ、
『続けたほうがええで
だってこんな生活
あとから絶対笑い話になるやろ
もうちょっとしんぼうせい
先にやめられたら俺やめられなくなるやん(笑)』
と言われ、
「確かにそらそうやな」と意外に素直だった板長はなんとか踏みとどまりました
専門学校の同級生たちも、
会社の同期も他の先輩も後輩も
みんないつの間にかやめてしまいましたが、
この一段を乗り越えたおかげで
今の板長があります
※不適切な労働環境や発言が含まれていますが、
時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く投稿の特性に鑑み、1991年当時の現状をあえてそのまま掲載します
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