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海外にいると生きる気力が増した。

私は無職。

貯金を削りながら、今年はインドとエジプトに行ってきた。

インドには20代からずっと行ってみたいと思っていて気がつけば8年経っていた。

はっきり言って、私はなんの情熱もないし、やりたくないことばかりで逃げ回っている人間だ。だからこそ、今回の旅に行こうと決意できた。どうせなにもないのなら、行くことを渋っていても仕方がない。◯ぬ時に後悔するのは嫌だなら。

私は日本のあらゆるところ北海道や沖縄、東京などで働いたけど、いつもすぐに、辞めてしまっていた。私の転職回数は数しれず。
それについてはこちらの記事↓

なんで続かないのかって、明確な目標もないし本当にやりたい仕事ではないし、お給料も高いわけではないから。ただ、飽きたり、その仕事に情熱を感じなくなった、あとは単純にこの職場で一生を終えたくないということ。そんな理由で気がつけばたくさん転職していた。今は実家にお世話になっている33歳女。世間からしたら落ちこぼれだし、私も実際、あまり生きる意味はないと思っている。

こんな私だけど、先週行ったエジプト旅で、自分の生きる力に驚いた。

エジプトは、世界三大うざい国の1つw
(インド・モロッコ・エジプト)

それでもなぜか惹きつけられたのは、やっぱり意味があるのかもしれない。

ここで、旅に行く前と、旅中、そして旅を終えた後の心情をお伝えしよう。


旅の前の心情

はっきり言って、最悪命を落としても構わないという覚悟というか、今思えば投げやりで命を大切にしていなかったのかもしれないが、どうにでもなれという感じ。大手の旅行会社でツアーを組んで行けばそれなりに安全だが、私はそれをつまらないと感じる人間。だから自分で自分の好きなようにプランを決めていった。飛行機、泊まる宿、訪れる都市、移動手段、食事をする場所など。エジプトは騙す人が多いしぼったくりもたくさんいる。特に女の一人旅の場合は男に誘われたり気をうっかり許せば危険が多すぎる。それでもそんな状況を乗り越えていくことに楽しさと自分の強さを感じていた。むしろ日本に帰りたくなくなると思っていた。

旅中の心情

旅をしていると、思わぬハプニングはかなり多い。特に空港。私は飛行機を4回乗り換えしてエジプトに行った。国によってはたった3時間の乗り換えですらビザが必要だったり、乗り換えの空港が違ったときもあり焦った。そして、帰りの航空券も買っていなかった私は、だんだんと焦るようになっていった。なぜなら、航空券がどんどん値上がりするからだ。直前にがくんと値下げされることもあるが、なかなかうまいタイミングで取るのは難しい。

実は、エジプトからトルコまで行き、遊んでから日本に帰ろうと思っていた。でも、思った以上にエジプト旅には体力と気力が必要だった。だんだんと日本にすでに帰りたくなる自分がいた。そして、キラキラな旅も経験したけれど、本当はホステルに引きこもっていた日もあった。その日は生理だったこともあるが、街に出るだけでいろんな勧誘はあるし、向かう場所もない。お金を払えばいろんな体験ができるがそこまで余裕もない。だから引きこもった。

そして生理も終わり、これはさすがに外に出ないとなと思った。

案外外に出れば楽しいもので、元気が出た。
そして私は動き出した。

エジプトでツアーを予約して海のツアーに参加することになった。ここからどんどん旅が楽しくなっていった。

ホステルで同室になった人たちと仲良くなって一緒にビーチに行ったり食事をしたり散歩をしたりした。だんだんと、この身体があるからこそ体験できているんだと、この肉体への感謝が生まれた。日本にいる時は、デブだし足は太いしシミだらけだしなんて思っていたけれど、エジプトの海を満喫しているうちに、そんな心情はどこかへ行ってしまっていた。むしろ肌はキレイになり、わんぴーす👗も現地で買い、日本にいる時よりかなり輝いていたと思う。

もう、とにかくこの旅ができていることにありがたいと思った。そして、この旅を快く送り出してくれた母に感謝だし、気づいたら私のこの旅の任務は、安全で帰ることになっていた。命とこの健康な身体なくしてこんな最高の経験、体験はできないから。

そして、それと同時に出てきたのが、働きたいと思う心情。旅に出れば、多くの人が働いている。空港、道中、お店、宿、ツアー、行く先々でみんなちゃんと仕事をしている。それが輝かしく見えた。

旅を終えた心情

はやく働きたいと思った。
エジプトにいた時は食べ過ぎることもなかったし、帰ってきたら3キロ減っていた。肌もスベスベになっていたし、なんだかこの人生、なんとかなる気が理由もなくしていた。

絶対になんとかなる。
すべてに本当に感謝だと思った。飛行機の乗り換えの時、あまりにも眠くて、空港内の地べたに布を敷き寝ていたこともあったし、シャワーはお湯が出なくて水で浴びたこともあった。洋服はいつも手洗い。それはそれで私は楽しんでいたが、家に帰ってきてゆっくり眠れたことに感謝した。でも、やっぱりあのエジプトでの不自由さができなくて寂しさも感じた。

なにか情熱を持って仕事をしたい。
ただただそう思った。

それが私にとっての幸せだ。

恋愛をして結婚をして赤ちゃんを産む。世間が言う幸せを勝ち取ったなんていう幸せは、私の幸せではない。仕事をしてたくさんの人に喜ばれることだと思った。その仕事に情熱を持って毎日苦も楽にする力を持てたら、これ以上に幸せなことはないと思った。

実際の今は、その仕事にありつけず、沈んでしまっているw  夢を壊すようだが、日本に帰ってくると、数日で戻ってしまう。

これから私はどうなるかわからないが、こんな波のある心情を持ちながらも、生きていこうと思う。

それにしても、海外へ行くと、日本にいる自分とは違う自分があらわれる。海外への滞在も、一週間を越えてからが楽しくなってくる。その土地にも慣れてくるし、英語も聞き取りやすくなってくる。だからこそ、旅へ行くなら短期の滞在ではなくて、少なくとも2週間は滞在して冒険すると今まで出会わなかった自分に会える気がする。

旅は本当におもしろい。
最近、エジプトでの動画をYouTubeにアップしている。ショート動画だから気軽に見てみてほしい。エジプトを旅している気分になるかも(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)♡


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