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不安になったときに考えること

不安と向き合うって経験、ありますか?

きっと、誰もがありますよね。

漠然とした不安。
将来への不安。

一体どこからやってくるのか、これらの不安。

そんなとき、どうしてますか?

私はどうしてるかといえば、何も手立てがありません。

時間になったら、やることをする。
例えば、ご飯の支度。
例えば、洗濯物の取り込み。
例えば、仕事。

これだけで、魔法も使えないし、本に書いてあるようなことを試したりもできず。

強いて言うなれば、子どもたちの今よりもっと小さい頃の写真を見たり、古くからの友達に連絡をしたり。

過去の足跡を辿るってことが多いかもしれません。

思えば遠くへ来たもんだ。
あの時は辛かったかなあ。
あの人に救われたなあ。
子どもたち、こんなことしてたんだ。
私もよくがんばってたなあ。

そんなふうに、これまで歩んできた道のりを眺めてみると、今自分がもっているもの、見ている世界が違って見えてくるように思います。

先週、熱が出て何もできない日がありました。
熱が下がり、起き上がれるようになった時、動ける体があることをとてもありがたく思いました。

不安になるようなときというのは、大抵、失うことへの恐怖なのかな、と思います。
時間がなくなったら。
元気がなくなったら。
子どもたちの姿が見えなくなったら。
お金がなくなったら。
若さがなくなったら。
自分によくしてくれる人がいなくなったら。

不安に思える状態は、本当は恵まれているのかもしれません。

今自分が手にしているものに感謝して、ひとつでも恩を返せるものは返して、備えられるものは備えて、一歩ずつ進んでいけたらよいと思います。

不安が現実になっても、まだ、そこから道は続いています。

その時々で自分に与えられたものを確認して感謝していきたいなと思います。

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