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1日は24時間なのか、という話

大前提として1日は24時間です。
決して地球の自転にケンカを売っているわけじゃありません😀

生活介護事業所の話です

これは私の職場の話ですが、
ご利用者さんを乗せた送迎車が到着する時間は、それぞれの号車によってバラバラです。
11:40に午前中の活動が終わり、11:50頃から食事の準備に入ります。
13時までお昼休みで、14:30まで午後の活動です。
15:00には帰りの送迎が出発します

と、こんな具合に1日の予定が時間で区切られています。

他にも、1週間のスケジュールや、1ヶ月の予定、半年ごとのモニタリングや、1年毎に作られる個別支援計画など、時間で区切った計画で動いています。

これに関して、特に違和感はないと感じる人が大半かもしれません

ですが、ご利用者さんの中には「時間で区切られること」がしっくりこない人がいます。時間よりも、行動で区切るタイプの人です。

・この活動が終わったら終わり
・AとBとCが済んだら1日が終わり
といった具合です

つまり、「1日は24時間で刻まれていない」わけです

もちろん、しっかりと24時間で刻んでいる人もいますので、本当にケースバイケースです。

もう少し突っ込んで考えると、「朝起きたら1日が始まる」ことさえもしっくりきていない人がいるのかなと感じています

もしかしたら、3月1日は「2月28日の就寝時」からスタートしているかもしれないし、朝施設に到着した瞬間から、次の日施設に到着するための段取りが始まっているのかもしれません

ある程度の集団生活である以上、時間で区切られたスケジュールに合わせることも大切かもしれません。
ですが、状況によっては「時間」ではなく「活動量」や「順序」で過ごす人がいるということを知っておくだけでも、支援者としての受け止め方がずいぶん変わってきます

いやぁ…奥が深い

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