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【対人援助】「注意する」=「ダメ!」で終わってはいけない、という話

最近前置きが長かったので、今日は初っ端から本題行きます🤣

生活支援員として働いていると、「良くない行動を指摘する」という意味で、ご利用者さんの行動を注意する事があります

危険度が高く、即座に行動を制する必要があるものから、事前に約束した決まりが守られていない時に、そのことに気づいてもらうものまで、一言で「注意」と言っても、その幅は大きいです。

この「注意する」は本当に難しいです

ご利用者さんによって、伝える方法を変えるのは大前提として、「ダメ!」という言葉(もしくはその意味を持った別の手段)だけで終わってはいけないなと強く感じています。

その理由は、「ダメ!」というだけでは、
「その行動がダメなことはわかるけれど、『本来はどうしたらいいか』がわからない」
からです

例えば、
苦手な気持ちを伝えるために、床にツバを吐いてしまうご利用者さんがいたとします。

床にツバを吐く行動が注意の対象になるわけですが、ココで最も大事なのは、「対象行動を制する」ことよりも、そのご利用者さんに「苦手な気持ちの伝えかた」を覚えてもらうことです

意識していても出来ないことが多いんですが、私は
「その行動を制する」+『こういう時にはどうしたらいいかを伝える』をセットにして声かけをするようにしています

明日は、注意するときのタイミングについて書いてみます


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