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歩きながら考える

人は考える時、
いろんな動作と連携します。

歩きながら考える。
書きながら考える。
ぼーっとして考える。
などなど・・・。

その中から、
今回は、「歩きながら考える」ことについて
考えてみたいです。

私もnoteを書くときに
机のノートパソコンの前に座って
うんうん唸りながら
ネタを捻りながら文章を書いています。

そんな時、ちょっとした気分転換に
外を歩きます。

朝は霜が降りています。
朝の散歩です。

歩いていると
脳の「デフォルトモード・ネットワーク」が
活発になります。
「デフォルトモード・ネットワーク」とは
ぼーっとしていても脳は活発に動いていることを証明しています。
「デフォルトモード・ネットワーク」が活発になっている時は
通常の15倍ものエネルギーを脳は使うそうです。
この間に(歩いているときに)
脳の中で整理整頓のような作業が行われているのです。
散歩から帰ると「スッキリ」するのはそのためです。

絵画にも
哲学の二代巨頭
プラトンとアリストテレスが歩きながら
会話している絵画があります。
ルネサンス期のラファエロの作品です。
歩きながら二人は何を考えていたのでしょうか?

同じ哲学者のカントも
同じ時刻に散歩していることで
有名です。
カントの散歩時間の正確さは
近くの時計台より信頼されていました。
哲学者も歩きながら考えていることに
気づきます。

有名なエピソードを一つ。
Microsoftのビルゲイツが
アップルのジョブズに会いに行った時の話です。

ビルゲイツはマックに似たアイコンを使う
OS、Windows95の発売を考えていました。
そこで本家本元のジョブズに
Windowsの発売を許可してほしいことを
頼みに行ったそうです。
それを聞いたジョブズ。一言、
「少し歩こう」と
散歩の出かけました。

散歩から帰ってきてジョブズが
ビルゲイツに
「あまりMacに似せてくれるなよ」と
Windowsの発売を承諾してくれたそうです。
ジョブズも歩きながら考える
効力を使っていたのですね。

もやもやした時などに
歩きながら頭を整理することは
ヨーロッパのルネサンス期から知られていたことに
なります。

今度、noteの書くときに困ったときは
少し外を歩くのはどうでしょうか?

あともう一つ。
ストレスを感じた時も
外を小走りするのが良いと故日野原先生もおっしゃっていました。
脳は同時に二つのことを考えることができないそうです。
小走りに意識をむけることにより
ストレスを考えない時間を得ることができます。

今回は
「歩きながら考える」ことに関して
考えてみました。
読まれた方の何らかの参考になれば
幸いです。

今回はここまで。

おわり


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