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認知症の母 危機一髪!今度は風呂釜工事

 今年(2023年)の春に“押し買い”の被害に遭い、貴金属を盗まれた母。被害の記憶が無く、書面等の証拠も無いので、被害届を警察に出すことができませんでした。
 その後、ポストに投函されたチラシを見て、怪しい業者にエアコンクリーニングを依頼する等、自ら被害を招くような行為をし、母は私を困らせました。3年前にもリフォーム業者に、何も壊れていないのに「床がはがれた」と修理を依頼し、その後始末に私は翻弄されました。
 今夏に母を施設に入れたいと思った理由の一つは、認知症の高齢者を狙う悪徳業者や泥棒同然の輩から母を守りきれない、もう一人暮らしさせられない!と感じたから。まんまと騙されたことで、悪徳業者に出回るブラックリストに掲載され、今後いろんな危機が訪れる可能性もありました。ようやく“押し買い”被害に遭った悔しさが少し薄らいできたと思ったら、また怖い出来事が…。

 本日、仕事中に訪問サービスのマネージャーさんから電話があり、サービス中に風呂釜の点検をするという怪しい業者の訪問があり、母が業者を家に入れようとしたので、スタッフが家でお風呂に入っていないので必要無い、と玄関で断った、とのこと…。

 訪問サービスのスタッフがいなければ、母は風呂釜の点検を受け、入れ替えが必要と説得され、風呂釜工事の契約をしていたかも…。母、危機一髪でした。すぐに実家に電話をし、「工事の業者を絶対に家の中に入れない。業者の話を聞かない。」とメモをさせましたが、メモがあってもその通りにはしません。母は新しい記憶の保持はできないのです。でもしないよりはマシ、被害に遭った後でメモを見たらマズイと気が付く可能性が少しはあるかも…、そしたら私に連絡するかも…、程度です。

 しばらくは頻繁に実家を訪れ、様子を伺った方がよさそう…。来週から仕事が無茶苦茶忙しいのに…、まいったなぁ…。

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