見出し画像

うちの卵かけご飯 ぜんぜん変わらないシンプルさ

昔も今も卵は高級品。
子供の頃もめったに出てこなかったし、今も値段が上がったので間隔をあけて食べている。
そんな我が家の卵かけご飯はいたってシンプル。

炊き立てのご飯をお茶碗に盛る。
しゃもじで真ん中に少し窪みを作る。
そこへ卵を割り入れる。
濃口醤油をくる〜りと外から中心へとひと回し。
お箸で混ぜる。
味付け海苔を一枚のせてご飯を挟んでぱくり。

少し泡だった食感と、海苔のフレーク感を味わったらまだ口に残っている状態でお味噌汁を一口すする。
ここでまた味が変わる。
卵の味の余韻がお味噌汁に溶け出していく。
白ごはんとお味噌汁の時とは違ったまろやかさ。
ゆっくり噛みほぐす。
もうこれだけで大ご馳走だ。

よくよく考えてみると子どもの頃に祖母が用意してくれていた卵かけご飯も全く同じ。
ずっとこれがいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?