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生理休暇を男性はどう捉えているのだろうか

前回の記事で
生理休暇制度について書いた。

制度があるので
「生理が重いので休みます」と
伝えるだけで十分だけど
その一言って自分から
管理職に電話で伝えるのって
なんだか勇気がいる。

「体調不良で休みます」で十分なことも
理解しているんだけど、
自分の不摂生ではないもっっと厄介なもの
なのだと生理を捉えているからかもしれない。

女性の体の仕組みで、
誰しもが知っていることだから
恥ずかしいとか考えることも
変なのかもしれない。
けれど、モヤモヤして伝えることができない。

ならば、男性はどんな風に感じているのか
気になり連れ合いに聞いてみた。

職場にいる同僚男性ではない分、
公平な立場であるとは言い切れないが
一つの考えとして書いておく。
むしろ、オープンに自分の考えを
伝えてくれたかもしれない。

そして、これを多くの女性に読んでもらいたいとも思う。
ワタクシは、連れ合いの話を聞いて
心が軽くなったから。
この人と結婚してよかったなと思えたから。


連れ合いは、以下のように考えているらしい。

女性は、根底の部分でコントロールできないものを贈り物として受け取らないといけない体になっている。

それが、今回はパスできるとか
軽くするとかの調節ねじもないまま
押し付けられている気がする。

そんな、心理的にも身体的にも負担のある状態で仕事をいつもと同じコンディションで求められるのは同じ人間としてしんどくなるんじゃないのかな。

だったら、せめてそんな日は仕事を調整できるように制度を作っておくほうが安心して働けるんじゃないかと僕は思う。

制度は、使う使わないは本人の自由だから
そこはコントロールできるようにしてもいいと思う。


濫用するようなことがあってはいけないけれど
使う本人たちがそれをよくわかっているし
誰も何も言わないと思うよ。

濫用といっても一週間以上とかって話じゃないわけだし。

むしろ、人柄が見えてくる部分も
もしかしたらあるのかもしれない。

誠実に日々を過ごしている人が
少しでも働きやすくなるための
お守りだと思って持っておくと
いい制度
なんだと思っているよ。

だからこそ、性教育を男女問わず学ぶべきだし
生理のことだって男性も知る必要があると思う。

女性を配慮する男性に「優しい」や「女子力高い」とか曖昧な言葉で終わらせるんじゃなくて
自分たち男性の対の性として一緒に生きている
仲間の性を知らない、分からないと門扉を閉ざすと最後、自分たち(男)が苦しむことになる気もするよね(笑)

使えない奴だって相手してもらえなくて、縁が切れちゃいそう。
そのうち、見限られるよ。
なってるかもしれないけど(笑)


と話してくれた。

様々な人の考えてあっていいと思う。
きっとワタクシや連れ合いの考えに「?」がつく方だっていると思う。いたほうがいいんだとも思う。

そうして自分たちの考えが多岐に渡り、
新たな可能性や制度や救いが生まれる気がするから。

ワタクシは、この話を聞いてすごく救われた。
だからここに記す。

この言葉を、欲しかった方がいるのなら
届くといいな。

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