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自尊心を高めると自分のことが好きになる。

本日の参考書籍:うまくいっている人の考え方


あなたは自尊心を高く持てていますか?


自尊心とは、自分自身の価値や能力をどれだけ高く評価できているか、自分という存在を受け入れることができているかの感覚をいいます。


生まれながらにして自尊心が低い人はいません。幼少期は自分の気持ちを親にそのままぶつけていた人がほとんどだと思います。


自尊心は、他者との比較や、他者の意見・行動を尊重することで、自分の気持ちを後回しにすることが習慣となり、失われていくものだと思います。


「自分の意見を言ってもいいのだろうか」
「相手に嫌われるのではないだろうか」
「いやな思いをさせないだろうか」
など、相手のことを考えて、自分の気持ちを素直に行動に移せなくなることってありませんか?


ですが、これって本当に相手のことを尊重した結果、行動できなくなっているという状態でしょうか?


相手のことを尊重していることはあると思いますが、それ以上に、あなた自身が周りに「嫌われたくない!」という自己防衛だと思いませんか?


相手のことを尊重して行動できなかった背景には、自尊心の低さが原因としてあるかもしれません。


能動的なアクションを起こせずに悩んでいる人は、自分で自分の存在価値を認め、もう少し自分の気持ちにわがままになってみましょう。


あなた自身が自分のことを高く評価できていれば、他人からどう評価されても気にする必要はありません。


あなたのことを判断している人も、その人の主観でしか判断できていないため、その判断が間違っていることもあります。


私が気に入った考え方をご紹介します。

あなたが今のあなたのようになったのはどうしてなのかを、あなたの生育歴や人生経験についてほとんど知らない赤の他人が、どうして理解できるだろうか。あなたに対する他人の評価は、その大部分が不正解だということを念頭に置いておくといい。他人の評価があなたの生活に深刻な影響を与えるの無い限り、他人があなたをどう評価しようと、きにかける必要はない。
他人からのマイナスの評価は、かなり差し引いて考える。

引用:うまくいっている人の考え方


無理をして相手から好かれる必要はないんです。


相手から好かれる自分を演じたうえで、相手に好かれてしまうと、その人のいる環境では、「相手が好きなあなた」を今後、演じ続けなければならなくなります。


そして、日本人はハイコンテクストな文化(暗黙の了解など、言葉で伝えなくてもわかるよね? のようなコミュニケーション文化)の人種なので、相手も”いい人”を演じているかもしれません。


人に好かれるために無理に自分を偽る必要はありません。


まずは、誰からも好かれることは不可能だということをちゃんと理解しましょう。


最後に自尊心を高く保つための意識習慣を9つご紹介します。

① 自分を許す
② 嫌なことを言ってくる人から距離を取る
③ 新しいことは失敗してあたりまえ
④ 相手にどう思われるかを心配しない
⑤ 自分と他人を比較しない
⑥ 無理をして人から好かれようとしない
⑦ 他人は変えられないものと知る
⑧ 相手を批判しない
⑨ 感謝の言葉や行動はすぐにする


正直、上記それぞれの意識習慣で1本の記事が書けると思います。どれも大切なことですが、いきなり全部を意識して生活する必要はありません。


まずは、2週間だけ、あなたができそうなことを1つ意識して、生活を送ってみてはいかがでしょうか。


自尊心が低いままだと、「私はダメな人間だ」と思うことが多くなり、つられて自信をもった行動ができなくなっていきます。

そうなると、人間関係や仕事でも上手くいかないことが続いてしまうでしょう。


繰り返しになりますが、あなたのことを一番知っているのはあなたです。


他人はあなたがどんな人生を歩んできたかなんて知りませんし、次会うときに相手が抱いているあなたの評価は、過去に会った時までのあなたの評価に過ぎません。


人間は毎日成長できるチャンスがあります。毎日の時間の使い方でいくらでも自尊心を高めていくことはできます。


比較対象は他人だけでなく、過去の自分だけで十分です!



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