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へっぽこOLの近況〜院進して学芸員を目指したいんだが〜

お久しぶりです、最近結婚して趣味探し中のところまた忙殺されていたOLです。最近人生が忙しすぎる。

久しぶりに仕事関連のnoteを書くことになったのには理由がありまして…

OL,やっと異動できます!

…といっても、まだ何も未定なのですが。今いるプロジェクトがどうやら別の会社に移管して無くなるらしいので、引継ぎが終わったら別のプロジェクトにアサインされるということになりました。

最近考えてたこと

さて、無事に異動の目処が立ち、キャリアを見つめる機会ができたということで、最近OLはまた別のことで悩んでいました。
実は以前から、大学院に行きたいなぁと思うことが多くなっており。プロジェクトが終わるのであればこれを機に退職、院進もありだなぁと思うようになったわけです。

もちろん、せっかく給料もぼちぼちあがって、結婚して二人の暮らしが始まって、この小さな幸せを手放したくない実情も大アリです。2馬力でなんとか都内に住めているので、ここに来て自分の給料がなくなるのはかなりキツイ。

でも、このまま社会人やってても、特に描きたいキャリアないしな…、という気持ちがあるのも否めない。こんな気持ちでダラダラ生きてたらキャリアパスなんてすぐ頭打ちになるだろうという恐怖心と、第二新卒とは言えなくなった年齢が、決めるなら早くしろと自らを追い立てます。


なぜ院進なのか


なんで大学院に行きたいかといいますと、実は自分は学芸員資格を持っておりまして、こいつが活かされないのは勿体ないなと常々思っていたわけです。

元々卒業時点では、大学を卒業したら働いて、子供産んだら会社辞めて、ある程度子供が大きくなったら学芸員補佐のバイトやら非常勤やらで食いつなごう、という、ふんわりとした将来設計をもっていました。学芸員資格を取ったのはシンプルに興味本位でしたが、派遣でいいので生涯学習に携わる仕事をしながら、各地をフラフラできたらかなり理想的な人生だなぁ、とうっすら思っていたんですね。まぁ大学4年間をしっかりサークル活動に費やし、這々の体で卒論を書き上げた自分なぞに大学院に入る資格なしと、院進は諦めてしまっていたわけですが…

先日久しぶりに高校の友達に会いまして、その子がとっても意欲的に自分のキャリアを作りに行っていたのが印象的で、いいなぁ、と思ったのをきっかけに、ちょっと自分の人生を考え直してみることにしたのでした。

仕事を頑張る人生、いいよね

その子はいま研修医なのですが、女だてらに外科医を目指すべく、深夜だろうが休日だろうがオペが入ればすぐに上司の補佐として飛んでいって、オペの実践経験をとにかく積む日々を送っているとのこと。その体力おばけっぷりには、ぜひとも外科医になってくれと言わざるを得ないのですが、とにかくそれがとても素敵で、羨ましいと感じました。

自分はといえば、今の仕事に頑張り甲斐がないのはずっと悩み事としてあって、とりあえずスキルアップ云々の前に眼の前の仕事を片付けるだけの日々がやっと少しは落ち着いてきた、という現状。

同じ業界でもIT系の友人は、できることを増やすために資格勉強などやっていますが、自分はそもそも将来設計が先述のような感じなのでイマイチ身が入らず。そもそも事務で自己研鑽で出来るスキルアップってなんやねん?Excel関数覚えるとかか?しかもその事務のプロジェクト潰れるし、次にどこ行きたいとかも無いし、このままだと同じような形態のプロジェクトに異動してまた張り合いのない日々を過ごすことになるのは必定…。

だったらいっそ、昔からなりたいと思っていた学芸員の方に舵を切って、そこでキャリアアップを考えたほうがいいのでは?となりました。

でも、大学院って何するの?

大学院は普通なら、自分の研究をさらに続けたい人が行くものです。だのに学芸員は、自分の専攻が仕事に繋がる可能性は低いにも関わらず、なにはともあれ院を出てないと不利というちょっと妙な世界。
学芸員になりたいから、というだけで大学院に行こうとしたOLは、大学院が目的ではなく手段になるため、特に研究したいことがないので大学院が選べないというジレンマに陥りました。興味がないことについて何万字も修士論文書けないよ……。
自分の卒論の続きを書こうとも思いましたが、もうあのテーマは満足しているし……。

学芸員になる人のための大学院は何がいいんじゃ…と探していた中で、OLは奇跡的にニーズに合致した学問を見つけました。

アーカイブズ学とは

もう、字面からどうみても学芸員向けの学問ですよね、資料収集、整理、保存、修復の仕方について学びながらそれらの活用についての研究をする学問だそうです。学習院大学大学院で学べるとのこと。

しかも、会社員でも通える平日夜と土曜のみのプログラムになっている…!ここに自分は感動しました。院進=会社辞めて無職、だと思っていたので、収入がありつつ大学院で学べるのは本当にありがたい…!

中々ここまで学芸員業務に直結しそうな学問も珍しいと思います。たとえいわゆる美術館、博物館の学芸員でなくとも、似たような職につける可能性はかなり高まりそう。これは行くっきゃ無い…!

OL,院進へ

というわけで、プロジェクトが畳まれるまでの間、大学院で研鑽を積んで、頑張って修士を取って、アーカイブズ学の知識が活かせるところへの転職を目指す。これまでの自分の人生で、一番しっくり来るキャリアプランを見つけました。

これから色々情報集めて、来年には院に行けているといいな〜と思います。また学芸員関連のnoteも思いついたら書きますね。それでは。

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