今回は、女性向けに「海外移住のおすすめアイテム」をご紹介！

ズバリ、生理用品についてです。

なかなかメインの話題になることは少ないと思いますが、いざ移住を考えたときに「どうしようかなぁ」と頭を悩ませる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本では、使い捨ての紙ナプキンを使っている方が多いと思います。日本製の紙ナプキンは本当に優秀で、バリエーションも豊富です。

ところが、いざ海外に出てみると日本とはガラリと状況が変わります。

アジア圏だと、日本製の紙ナプキンが売られていることもありますが、それでも種類は限られてしまいますし、国や地域によっては日本製がまったく手に入れられないことも……。

もちろん「生理用品」自体はたいていどこでも買えますが、日本と同じクオリティのものを入手できるとは限りません。

短期〜数ヶ月の滞在であれば、日本からまとめて持っていくという方法もできますが、長期でその土地に住むとなるとちょっと難しいですよね。

紙ナプキン自体は軽くても、荷物としては結構かさ張ります。個人差はありますが、1年分だけでもかなりの量です。

そこでオススメしたいのが「布ナプキン」です。

布製なら繰り返し使えるので、数枚あれば十分。1人分を持っていくとしてもたいしてかさ張りません。

紙ナプキンよりは1枚あたりの価格は高いですが、繰り返し使えるので、長期的に見ればだいぶ経済的です。

「え、ちゃんと経血を吸ってくれるの？漏れない？」
とご心配の方もいらっしゃると思います。

もちろん製品によって違いはあるのですが、最近の布ナプキンはなかなか優秀で、防水シートが入っているタイプのものであれば下着や服に染み出すことはありません。

ただ、紙ナプキンと比べると吸収できる経血の量は少なめなので、量が多い日はこまめに取り替える必要があります。

心配な方は量の多い日（たとえば1日目〜2日目あたり）は紙ナプキンを使って、量が少なくなってきた頃に布ナプキンに切り替えると良いと思います。100％布ナプキンに切り替えなくても、部分的に導入するだけでだいぶ紙ナプキンの消費量が変わります。

使い心地は個人差があると思いますが……少なくとも海外製のちょっとゴワゴワした紙ナプキンよりも布ナプキンの方が快適です。

「自分に合う生理用品がちゃんと入手できるか不安だな」という方は海外移住の前に布ナプキンをワンセット準備しておくと良いかもしれませんね。

布ナプキンの他に、「生理用吸水ショーツ」という選択肢もあります。使い方は布ナプキンとあまり変わりませんが、生理用吸水ショーツは下着と一体化しているので、ずれる心配が減ります。

お手入れは布ナプキンも吸水ショーツもほぼ同じです。水で経血を洗い流して、軽くすすいだ後に洗濯機に入れるだけ。重曹などを溶かした水につけておいてから、軽く手洗いをして洗濯機に入れる方法もあります。

慣れないうちは「わざわざ洗うのが面倒」と感じるかもしれませんが、お風呂のタイミングで一緒に済ませてしまうと、あまり気になりません（＊熱いお湯で洗うと経血が落ちにくいので注意）。

また、「生理がそろそろ始まりそうだけど、ナプキンをつけるか迷う」というタイミングでも便利。布ナプキンや吸水ショーツなら、繰り返し使えるので、生理にならなかったとしても、無駄になりません。

上記の他にも「月経カップ」という選択肢もありますが、個人的にはちょっとお手入れのハードルが高いので使っていません。もちろんメリットもあるので、ご自身に合いそうなら選択肢に加えてみるのも一つです。

身近なテーマでありながら、なかなか話題になりにくい「生理」のこと。今回は海外移住をする女性向け、という内容でお伝えしましたが、もちろん日本にお住まいの方にもオススメです！

いきなり全部を切り替えるのはハードルが高いと思うので、まずはぜひ部分的に試しに使ってみてください。

ワクワクする気持ちもありながら、何かと不安のつきまとう海外移住。特に初めての土地だとわからないことだらけですよね。

少しでも快適に新生活をスタートさせるために、海外移住に向けた準備をコツコツ進めていきましょう！