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社会人のケンカは防御スキルが重要なんだけど・・・

はじめに

前職で社会人2年目の時の上司は本当に尊敬していて、ビジネススキルの大半を教わりました。
今年のその方の誕生日会はまだ出来ていないので、早く緊急事態宣言やまん防が落ち着くことを祈るばかりです。


ビジネス上のケンカが弱い

当時、広告代理店のWEB広告の部署で働いていたのですが、WEB広告の運用には専門スキルと細かい連絡や調整が必要です。クライアント、社内の営業、メディアの方とのコミュニケーションを取る中で、正確にコミュニケーションを取り続けないと、そのうち仕事でミスを起こします。

その時は、頭の中が常にお花畑のひよっこプランナーは、基本的に性善説で物事が動くと認識して、仕事をしておりました。

どうしても忙しい時は、電話や口頭でのやり取りだけで重要な情報を伝えられることはよくありますよね。そこで、伝えられた情報と少しでも間違った仕事をして、関係各所から怒られる、ということが多発しておりました。


「いや、だったら口頭で伝えないでよ」、「口頭だと、さっきは違うこと言ってたじゃん」みたいな感じでいつも気持ちを落としていた時に、上司に言われたのは、「お前はビジネス上のケンカが弱いんだよ」と。

何でもかんでも、自分のために動いてくれると思うな、そして、自分を守るために言質を取っておくなど、常に対策をしておけと。

言った言わない問題があるから、大事なことは必ずメールでもらえ、メールで正式に依頼されてから動きます、という風に仕組み化しろなどと言われたときは、なるほどな、と思いましたし、その時は自己防衛スキルを磨くことを素直に受け入れてました。


社内の人間だけでもせめて心地よく働けるようにしようよ・・・

でも、今思うと、それはそれで確かになと思うけれども、少し悲しくなりました。当時のメンバーは、クライアントも営業もメディアも、自分の立場やプライドなどを守ることしか考えておらず、何かが起こった際に始まるのは、”犯人捜し”。

なんかそれって悲しくないですか??

だって、1つの目的を共有して、同じ方向を頑張る人同士で仕事をしているはずなのに、何かが起きたらすぐに敵同士になるのは。

せめてそうならないように、お互いが普段から重要なことはメールで連絡して、履歴が残るようにするとか、誰もが共有できて時系列で起こったことが見れるように、1つのドキュメントに情報をまとめるとか、そういった工夫はされていたのでしょうか。


この話は決して、互いを責めるな、緩い環境で仕事をしようよ、仲間意識を持ってハピネスでいようよ、というものではありません。

もちろん、仕事をきちんと進めていくために、お互いが思いやりと尊敬の念を抱きながら、丁寧なコミュニケーションを取るなどの努力や配慮、プロフェッショナルな仕事っぷりが必要です。

でも、はなから、”犯人捜し”が始まる文化であれば、お互いを尊敬しあったりするようなチームは出来ないですよね。今っぽい言葉を使うと”心理的安全性の低い”チームなのかと思います。


防衛スキルよりも心理的安全性が高いチームでありたい

新人とOJTの自分とは、せめて心理的安全性の高いチームでありたいと思いました。少なくとも仕事上のことは、なんでも言い合えるような。

もちろん、対OJTの自分とだけコミュニケーションを取っている訳ではないので、防衛スキルというか基本的なビジネススキルはちゃんと教えていきますが、それ以上にもっと大事なのがチームの雰囲気・文化作りなのかなと思って、今筆を走らせています。


なんか、ふと若手時代の自分が常に怒られていたときを思い出して、当時教えられたことに対する違和感を文字にしたくて、noteを書いてみました。

またもや久しぶりの投稿となってしまいましたが、今後もなるべく更新頻度高くできるように頑張ります。
今後とも、よろしくお願いします!



もし少しでも為になった、参考になったなどあれば、「いいね」や「コメント」いただけると嬉しいです。よろしくお願いします!!🐣🐣

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