家庭を築くことは幸せなことか?

先日、社内の同僚と話をしていた時に、私の娘の様子について気にかけてくれました。育児が始まると、子供中心の生活になるため、我慢することが多くなるが、日々の成長を目の当たりにして幸せな時間も多いことを伝えました。
同僚は現在独身で、結婚の予定はないか尋ねてみたところ、独りの生活に充分満足しているため、予定はないとのことでした。
今の時代、結婚しないという選択は珍しくないことではありますが、私が結婚して現在幸せに過ごしているので、既婚者の視点から、家庭を持つことの良さをお伝えしたいと思います。

家庭を持つことは幸せなことなのか?

結婚して家庭を持つことは、幸福感を大きく左右する要素です。このテーマには賛否両論あり、それぞれの選択が人生に与える影響は計り知れません。

まず、結婚をすることの幸せに焦点を当ててみましょう。多くの人が結婚を通じて、深い絆と共有される人生を得ることから大きな満足感を感じています。
特に、子供が生まれると、その成長を共に見守ることは計り知れない喜びをもたらします。子供の笑顔や初めての言葉、歩く姿など、親にとって忘れられない瞬間がたくさんあります。また、夫婦が互いに支え合い、困難を乗り越えていく過程も、多くの人にとっては人生の豊かさを感じさせる瞬間です。

一方で、結婚しない生活を選ぶ人々にも理由があります。独身でいることの自由や、自分自身の時間を大切にできることは、一部の人にとっては非常に価値のあることです。経済的自由やキャリアへの集中、趣味や自己実現に費やす時間が多く取れることも、結婚しない選択の大きな魅力と言えるでしょう。また、子供を持つことのプレッシャーや、親としての責任を感じることなく生活することが、精神的な平穏を保つにはより良い選択かもしれません。

子供が生まれると生活が大きく変わる

私が結婚を決意した時、大きな責任を自分が背負うことができるのか不安でした。しかし、結婚してみると、想像していたよりも生活の変化は少ないものでした。
子供ができた時も、この先夫婦でどんな困難も乗り越えていけるのか不安でしたが、妻の支えのおかげでなんとか生活ができております。
結婚して妻と2人で生活していた頃よりも、子供が生まれてからの方が生活が激変し、多くの我慢や犠牲を伴うことが増えました。
夜中でも子供が目覚めて泣くのなら宥めるために抱えて寝かしつけをします。娘の就寝時間に合わせてお風呂に入り、夕飯は娘が寝静まるまで支度ができません。さまざまなところで生活に制限が生まれて非常に不便さを感じます。
しかし、それを上回る喜びや充実感を感じています。
子供の成長するスピードはものすごく早いです。昨日できなかったことが今日はできるようになっています。機嫌が悪くて泣いていても、次の瞬間には笑顔で笑いかけてくれる瞬間の幸福感は計り知れません。

家庭を持って良かったと思う

家庭を持つことが人生の一部として価値があるかどうかは、個々人の価値観や生活の選択に大きく依存します。結婚や家庭生活が必ずしもすべての人にとって最適な選択ではないかもしれませんが、それによって得られる経験や関係性は、多くの人にとってかけがえのないものです。
私自身は結婚をして、家庭を持ったことを何1つ後悔はしていません。趣味に費やす時間やお金は制限されましたが、それよりもこの先に待っている家族と過ごす幸せな時間が何より楽しみです。

絶対に結婚しないと決めている方に、結婚は正義だと押し付けるつもりはありません。
家庭を持つことが自分には荷が重いと思っている方がもしいらっしゃるなら、心配することはないということをお伝えしたいです。
この記事を読んで一歩踏み出すきっかけになってくれればと思います。

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