アセット_5

ちず 料理の学びの地図を考える

学びの地図


仕事がら 新しいカテゴリーの分野のコンサルティングの仕事をする際に、まずは、本屋にいって、数十冊 1日ぐらいかけて その分野の本を 立ち読みします。20年前は昔は、大型書店をはしごしたけれど、今は蔦屋書店などがカテゴリーごとにまとまっているので、そのコーナーにどっぷり 立ち読みます。
今回は初学者が料理を学ぶということを目的に、たくさんの料理本のなかから、適切な本を見つけてみようと考えてみました。(初学者は自分自身)

初学者が料理を学ぶには

結果、下記のターゲットをイメージしました。

おもしろくて、魅力的で、そして少し勉強になって、実用的。

このようなイメージを、最初からもっていたわけではなく、料理研究家の先生のヒアリングを繰り返すなかで、徐々に確信となってきたのが、上記のターゲットのイメージでした。実はここにたどり着く前は、3象限の本を中心に見てしまっていました。教科書的な本ですね。確かに学べそうだけれど、面白くなかったり。網羅的で完璧で根気がつづかなさそうだったり。索引はあるけれど、調べても、ちょっとフィットしない。勉強はつらいもの。という呪縛があるので、最初は違和感を感じていなかったのですが、やはり面白くて実用的なものが、出来ないヒトを出来る世界に連れて行ってくれます。

実は 軸の定義が難しい

本能的といっても、しずる感がある写真であったり、文化的な対談要素やコンテクストに惹かれたり、論理的といっても、料理の科学的記述もあれば、調理プロセスの論理性もあったり、なによりも調理する際に参照するものであれば、レシピの認知科学の問題だったり。

今気づいているのは、家庭目線で論理的なことと、プロ目線で論理的なことが違うこと。本能的な美味しさに関わる情報は、実はロジカルな情報が含まれていること。

学ぶと見えない 学びのポイント

学んでしまうと、分からないヒトの気持ちは、少しずつ分からなくなる。
初学者が料理をいかに学び身につけるのか。ちず というキーワードから書き始めましたが、地図よりコンパス。この noteでは、学ぶ気づきのログブックとして、少しずつ書き記せられればと思います。少しずつ、更新していければと思います。

補足

初学者がおすすめの料理本の定番 第二象限+α本
①スープレッスン

季節の野菜をベースに、シンプルに美味しく食べられる。きほんのき。本当に料理がダメな自分も一歩を踏み出せました。

②ズボラーさんシリーズ
アイデアがたくさんあると、骨格が見えてくる。一つができると、バリエーションで楽しめる。このシリーズはどれも、パートナーや仲間とワイガヤできます。

以上です。






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