cananan

1969年生まれ 東京在住 夫単身赴任中 現在大学生の息子と二人暮らし 好きな物•事…

cananan

1969年生まれ 東京在住 夫単身赴任中 現在大学生の息子と二人暮らし 好きな物•事  読書 美術 猫 和のこと ひっそりと唐突にnoteを始める

最近の記事

どうしたらよいの

世界中の争いが止まらない。 ニュースからは悲惨な映像が流れてくる。 自分の無力さに打ちのめされる。 私が家でぐったりしたところで誰の役にも立たないと普段通りに生活しようとすると、今度はニュースを見ないように情報を入れないようにしてしまう。 無関心になって自分の生活だけ守れば良いのか。 どうしたら良いのか途方にくれてしまう。

    • キャッシュレス化で思う事

      この1、2年で現金で支払う事がほとんど無くなってきた。 私が現金を使用するのは近所で愛用する八百屋さんだけだ。 昨日は夫に頼まれた振込があり、久しぶりにA銀行でお金をおろして他行に行き振込を行った。 ところが紙幣が何度も返って来てしまう。 良く見ると数枚が切れていたり欠けたりしていた。 銀行からおろした現金なのにこのように傷だらけな紙幣は見た事がない。 どうしたものかと思ったが、とりあえず別の紙幣で振込を済ませてA銀行に戻って窓口で説明すると最初に言われた事は 「ATM

      • ワイルドライフ ミーアキャットの生き様を見て思うこと

        私はワイルドライフやミステリアスプラネット、ナショナルジオグラフィックなどの動物ドキュメンタリー番組が好きだ。 野生動物が大自然の中で生き抜く姿の神々しさの反面、あっけなく消えてしまう無数の命のドラマに番組のエンディングでは感動的なBGMも相まって思わず拍手までしてしまう。 彼らは身一つで生き抜いている。 数百キロの距離も自身の力だけで移動できる。 スマホを忘れて外出しただけでも不安になる人間とは大違いだ。 ワイルドライフのミーアキャットの回がとても印象的だった。 彼

        • 写真を整理する

          義姉より、実家の亡くなった母の部屋に残された大量のアルバムを義姉一人では処分して良いか判断できないので一緒に見て欲しいと依頼されたので実家へ行った。 母の部屋はだいぶ片付けたのだが、件のアルバムは本当に大量にあった。 父と母で旅行に行った際の風景写真や、習い事の会で撮った集合写真などは特に感慨も無くなくゴミ袋へ。 親戚の結婚式の写真や我が家にも同じ物がある七五三や成人式の写真も同様に処分する。 しかし、父の誕生から20歳位までの写真が一冊にまとまったゴブラン織の表紙の

        どうしたらよいの

          着物の虫干しをする

          先日、梅雨の晴れ間に急に思い立って着物の虫干しをした。 とは言え、全部を広げて着物ハンガーにかけるのも億劫なので以前に呉服販売の方から聞いた方法を試してみる事にした。  まずは箪笥の引き出し部分を陰干しする。 次に着物を包んでいるたとう紙をアイロンする。 以上。 手軽に済ませたい時は着物を干すのではなく着物を包む物の湿気を取ると良いそうだ。 一番のメンテナンスは頻繁に着る事だと教えてもらったが、最近は全く着物を着る機会がない。 久しぶりに広げた着物の中には3月に亡く

          着物の虫干しをする

          息子の就活

          息子の就職活動が終了した。 ほぼリモートで上半身スーツで下は短パン姿で面接を受けていた。 息子の部屋から微かに面接の受け答えが聞こえて来る。 普段家ではそれほど話さないのに随分と語っているようだがちょっと早口過ぎないか、声が緊張してるみたいだが大丈夫だろうか? と聞いているこちらもソワソワしてしまう。 息子の小学校入学時の面接を思い出す。 公立の学校なので合否が面接で決まる訳でもなかったが、幼い彼なりに小学生のお兄さんに見えるように頑張らねばと思ったらしく、少し緊張

          息子の就活

          夫の帰京【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          GWに単身赴任中の夫が帰ってきた。 途端に部屋が片付かなくなり、なぜかゴミの量も増える。 夫は優しいし働き者で善人だと思う。 しかし運動神経が悪い人が運動が苦手なのと同じく、片付け神経が悪いのか片付けが苦手だ。 あまりにも出したら出しっぱなし、使ったら使いっぱなしなので夫は私に隠れて密かに 「出したら出しっぱなし教(架空)」 のような宗教を信仰してるのではないかとすら思う。 確固たる信念を持っているかのように何でも出しっぱなしなのだ。 しかし、夫は部屋が散らかって

          夫の帰京【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          母逝く【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          先月母が旅立った。 最期の時もせっかちな性格の母らしく、私たちの病院到着を待たずに逝ってしまった。 人は生まれたら必ず死ぬ。 当たり前ではあるが普段は意識する事はない。 核家族化が進み、死は日常から遠いところにある物になってしまったが、 母はその死に向かう姿を通して、私たちに生きている時間の有限性を教えてくれていた。 葬儀も終わり少し時間が経ったが、ふと悲しみがおとずれて涙が溢れてしまう。 その悲しみは唐突にやってくる。 テレビを観てクスッと笑った後や 洗濯物を

          母逝く【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          母の介護でつくづく今思うこと【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          母の容体が思わしくない。 ホームより母が食事も取らなくなり熱があるので病院へ搬送したいとの連絡があったので、母に付き添って介護タクシーに乗り病院へ向かう。 約半年振りに会った母は一段と小さくなり細い小枝のようだ。 私の呼びかけには反応がありホームの看護師さんも 「娘さんの事はわかるみたいですね、私たちと反応が違います」 と言っていた。 このような機会がなければ会う事も出来なかったので搬送の間は貴重な時間だった。 何年振りの外出になるのか。  母に外の様子を教えたくて

          母の介護でつくづく今思うこと【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          コーヒーミルの事ばかり考える【50代在り来たりな私が思うアレコレ】

          ここのところnoteを開く時間がない。  仕事が忙しい訳でも図書館本が溜まっている訳でもない。 気づけばネットでコーヒーミルを物色しているからだ。 私はコーヒー好きだがそれ程のこだわりはない。 ただ毎日豆を電動ミルで挽いて淹れている。 先日ふと、YouTubeのおすすめにあがっていたコーヒーミルの商品比較の動画を見た。 電動ミルは最悪と言っていた…。 え〜。今までずっと電動だったのに。 確かに豆の粒が揃わず粉々部分と粗い豆があって嫌だなとは少し感じてはいた。 知っ

          コーヒーミルの事ばかり考える【50代在り来たりな私が思うアレコレ】

          非歯原性歯痛【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          少し前の話になるが、数年前から左上歯に違和感があり 痛むようになったので近所の歯科医院に行くと、いきなり歯を削られて詰め物をされた。 その時の私は 「なんだ、原因は虫歯だったのかこれで痛みから解放される。良かった!」と思っていた。 ところが全く状況が改善されないので、再度受診に行くと来週に大学病院から先生が来るので診察を受けてくださいとの事。 とにかく原因不明の痛みから解放されたかったので翌週の予約を入れた。 予約当日に大学病院の先生の診察を待っていると 「〇〇歯科大学病

          非歯原性歯痛【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          クリスマスイブの日に【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          今日はクリスマスイブ 夫は単身赴任中、息子はこれからどこかへ出かけるようだ。 息子に「友達とクリスマスパーティーするの?(本音は彼女と過ごすの?と聞きたい)」とたずねたが 「ただの飲み会」と そっけない返答。 コロナ禍で大学に入学し、私が想像するような楽しい学校生活を送ってないようにみえて勝手に心配しているが、当の本人はさしてこの状況に不満はないようだ。 気づけば今日は独りで迎えるクリスマスイブ。 全く何の感情も浮かんでこない。 楽しくもないが寂しくもない。 人はど

          クリスマスイブの日に【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          クリスマスツリーを数年ぶりに飾る【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          早いもので今年もあと1か月半。 相変わらずメルカリ断捨離継続中だ。 我が家は物が少ないと思っていたが、出品する物がまだまだある。  季節に合わせた出品が良いだろうと納戸からクリスマスツリーを引っ張り出してみた。 数年ぶりに見ると思っていたよりかなり大きい…。 何でこんなに大きなツリー買ったのだろう…。 大きすぎてメルカリでの送料が嵩み出品する事も出来ない。 粗大ゴミ行きだなと思いつつせっかく出したのだから今年は部屋に置く事にした。 クリスマスオーナメントも探し出して十

          クリスマスツリーを数年ぶりに飾る【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          50代在り来りな私が思うあれこれ

          暑くてぼうっとしていた8月が終わったと思っていたら気付けば10月になっていた。 9月はどう過ごしたのか? タイムワープでもしたかのようだ。 この分だと次に気づいた時は年が明けていそうだ。 しかしぼうっとしているうちに施設にいる母は益々衰えてもう手紙の返信も書けなくなってきた。 相変わらず面会も出来ない。 人生の終盤をどう過ごすかは自分の思い描くようにはなかなかいかない。 母は今、何を思っているのだろう。 noteには日常生活のちょっと面白かった出来事やあるあるを書い

          50代在り来りな私が思うあれこれ

          刺繍絵画展に行く【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          気になっていた刺繍絵画展を日本橋髙島屋に観に行った。 明治から大正にかけての輸出品としての刺繍画。 圧倒的な緻密さで狂気すら感じる技巧の数々の作品。 鳥の羽毛の一本一本、白波のグラデーションを丹念に刺繍してある。 どれだけの集中力と根気が必要だろうか。 効率優先の世界とは真逆である。 今の価値観からすると「何それ必要?」である。 実際、絵と見間違うほどの刺繍絵画の同じ構図の下絵が隣に飾ってあり絵画作品として成り立っている。 忙しい現代人には刺繍でやる意味ある?と思

          刺繍絵画展に行く【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          記憶と思い出【50代在り来りな私が思うあれこれ】

          夫は単身赴任中なので、会話はもっぱらLINEの無料通話でしている。 夜に同じテレビ番組を観ながらどうでも良い感想を言い合ったり、家で一緒に過ごしているのとあまり変わらない気がする。 ある日、最近山登りを始めた夫が 「昔、一緒に高尾山に登った時に…」と言い出して 私 「いやいや、私、高尾山は行った事ないから。私ではない誰かと行った時の思い出でしょ」 夫 「京王線沿線に暮してた時に電車で一本で行けるからと一緒に行ったでしょ」 私 「その期間はとても短く、さらにすぐに妊婦

          記憶と思い出【50代在り来りな私が思うあれこれ】