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ごく個人的な新月の話


2年くらい前に買って積読→未読→ブックオフ行きになっていた本、図書館で気になったので読んでみたらあまりに親子、人間のリアルで生々しい感情がたくさん書かれていた。
2年前に読まない選択をしたのは無意識だけれど、それらは受け入れられないことで、時期がきたから読めるんだなあと、ぼんやり思っていたところにこんなツイートにあたった。

本当に傷つくに至るのは、傷ついた瞬間ではなくてそれを認識できるだけの安全な環境を得たときだと思う。何か衝撃的なできことに見舞われた人が自傷行為のごとく苦難に突っ込んでいってしまうのは傷に気付くと生きていけないからであることもあって、それを"自分の意思"に回収してほしくはない。だから逆説的なようだけど、傷つきたかったら、安全な場所で身体をゆるめる必要がある。傷は癒やしのプロセスの一部。傷つくために、馬と触れ合う。」
佐々木ののか 午前1:37 · 2022年4月1日のツイート


最近、とみにフェミ本社会的弱者について書かれたものを読んでいるのは、自分の傷を見ている部分もあるなと思ってはいた。それが安心という言葉とつながるのは少し意外な気もしたけれど、すごく納得している。

いまのわたしは休めているのだ。
そして、感じたことの先の言葉をみつけて、
嬉しかった新月の朝。

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