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【月刊クリエイティブ*メッセージN.02】160306

先月(2月)から始めてます『クリエイティブ*メッセージ』第2号です♪

メインコンテンツとなるのは『今月のスリーカード(上旬・中旬・下旬と各1枚ずつカードを引く)』。タロットから1ヶ月を読み解きつつ暮らしや創作に活かしていくというコンセプトでもって試みます。
また、スリーカードによって得たイメージを創作物(文章や画像など)として表してみる『今月の月唄』も今月から入れていきます

小さな小さなスペースですが、日常のリフレッシュに、クリエイターやアーティストの方には何かしらのインスピレーションや刺激も届けられたら、この上なく喜びです♪
月に一度の発行(タロットの方は節目にふりかえり号外その他あり)になります。ゆっくりとお楽しみいただければ幸いです☆

※『月刊クリエイティブ*メッセージ』は、来月4月より「有料マガジン」として発行します。


《3月のスリーカード☆》


※以下は、それぞれ出てきたカードを読み解きながら、かのこ自身が、かのこに対して送るメッセージです。カードの意味と絵柄からのインスピレーション、かのこ自身の状況や心境をかさねて捉えつつメッセージを書き出しています(占いではありません。桃生は占いはできません)。
ご覧いただく方にも、ヒラメキや気づきが訪れるかもしれません。もし何か受けとられたら、たいせつに味わってみてください♪
もろもろ何かの助けや参考になれば、これ幸いです♡

 ①上旬: 16.Tower / 塔 正位置

これまで築いてきたものが最高なのだ! 未来のために!ここまで必死に!努力によって積み上げてきたんだ! 強く!高く! と力んで自画自賛するほど、それが永久に素晴らしいものとは限らない。そこに執着する意味は何か。命の営みは瞬間瞬間の変化の連続だ。どんなに強固な栄達であっても崩れることだってある。幸せの象徴が踏みつぶされるのであれば、それはまた、あなたにとって次なるステップが待ち受けているという程度のことだ。謙虚に振り返るチャンスがやってきた。崩壊を恐れるな。次の創造のために、それはやってくる。

②中旬: 13 . Death / 死神 正位置

一度、完全に終了させるのだ。未練や後悔や後ろ髪を引かれるような思いも、ここに置いてゆけ。まだ眼の前には何も見えないかもしれないが、浄化ののちに澄みきった世界を望む予兆はでている。足元には治癒と癒しと力づけのエネルギーが行き渡っている。再生は一度で終わらないこともあるが、悲しむ必要もない。必要な数だけでも生き返ればよい。新たな世界へ一歩踏み込むために、「死」の儀式を施すのだ。

③下旬: 10. / 運命の輪 正位置

機会が訪れてくる。生きとし生けるものの力が結集し、新たな幕開けを促してくれるだろう。自身のもつ特性を理解し、使えるようにしておくこと。歯車の中にむやみに巻き込まれないように、絡みつかれて一人で立っていられなくならないように、自身の有り様を見失わないようにせよ。万一見失ったときも、ありのままを受け入れよ。いつの時も、眼の前に現れたものが、あるいは為している言動が、その瞬間がベスト。どの瞬間もチャンス。


はい。ここまで3区間を、それぞれ観てきました。

それにしても、なんとスムースなイメージが出てきたことでしょう!
自らを読み解いた最近数ヶ月の中で、一番流れが自然で、かつ好転の一途を辿っております。もうなんか、一人でウヒウヒ、ニヤニヤしてしまいますわ♪

と言っても、上旬は、まだ油断できません。というか、現状を壊せ、言うてます〜。ただ、この「塔」カードは、「崩壊は次の創造につながる」という意味合いにも捉えることができるため、ズシッと響いてきます。

確かに、何か新しいことや次ステップを踏み出すときは、今までのことをいったん忘れてみたり、自分にとって“古くなったもの”を処理したりというプロセスを辿ることがありますね。多くの人が体験するところかと思います。

そんな風にとらえてイメージしてゆくと、このプロセスも大それたものではなく、なんとなく乗り越えられそうな気分になってきますね♪(軽い?w)

で、続いて中旬にやってくる「死」のプロセスも、単に、恐ろしや恐ろしや〜で終わらない、むしろ希望さえ感じられてきます。

ちなみに、わたしがここで用いてますカード『TALOT of the SIO』の「死神」カードには、白馬に乗った死神が描かれていますが、足元には一面に睡蓮が咲き誇っています。単に「死」で終わるのではなく、次の浄化の過程があることを示唆しているかのようですね〜。
そして、いよいよ下旬に新たな機会が巡ってくると。

今月のスリーカードでは、こんな流れがイメージされました。

折しもこの時期は、季節の変わり目というより、本年度終えて、新しい年度を迎えるような流れの時期でもあります。しっかりと自分自身の在り方を見据えて、訪れるかもしれない機会に備えておこうと思います☆


今月の総合的な“かのこ自らを読み解く”は以上です!
皆さまにもなにか参考になることがあれば幸いです☆
また上旬・中旬・下旬と区切りに振りかえる号外を出します。お楽しみに♪


《 3 月 の 月 唄 》

「今月のスリーカード」に添って、『今月の月唄』という桃生オリジナルの散文詩や物語、画像などで表現したものを載せていきます。
皆さまに潤いや活力となるものをお届けできればと考えていますが、発行時期のタイミングや内容により過去作品や再編を出すこともあります。

今回は、自由詩と挿絵がわりの画像(加工もの)をお届けします。

【きみはクローバー】

きみの痛みは、積み上げられるだけ積み上げられて、まるで積み上げることを目的にしたかのように積み上げ続けて、とうとう崩壊してしまった。

横たわる、もはや痛みも感じられないほどに衰弱したきみが、クローバーの緑に包まれて柔らかくなった。

その姿をあとにした僕は、振り返らずに次のゲートへと向かう。

ごめんね。さようなら。ありがとう。


背後から小さく響いてくるその声を、僕は脳裏に刻んで、口から吐き出した。

愛しています。


歩いて歩いて、自分の足の裏を感じて感じて、涙がほろりほろり流れでる。

泣きはらした暁に、眼の前に希望の道が現れた。
ここに現れる教えに導かれながら、次の未来へ向かうんだ。

きみが届けてくれた世の中の不条理さをしっかり見つめながら、自分の内側にある純粋さを失わないように、そして世界を包む優しさと厳しさを受けとめながら、ゆっくりとゆっくりと進んでいこう。


《 編 集 後 記 》

長文、ここまで読んでいただき、お疲れさまでした!(苦笑)
なんというか、自分で発信しておきながら、「ありがとうございます!」の前に、おもわず「お疲れさま」とお伝えしたくなってしまいます。
毎度まいど、長々としたものをお読みいただき感謝です(-人-)

さて今回、初めて「今月の月唄」と称してコーナーで、自由詩と挿絵がわりの画像を入れてみました。「今月のスリーカード」で引いた3枚と、読み解いた流れもイメージしながら書きおこしてみました
はい。できたてホヤホヤの「書き下ろし」でございます。

来月からは有料マガジンとして発行する予定なので、こちらの「月唄」に掲載の作品については、購読者以外は見れなくなる可能性がありますことを予めご了承くださいませm(_._)m

それでは、また来月に!(スリーカードについては節目に号外あり)

かのこ 拝

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第1号(2月): https://note.mu/canokomonou/n/nc57b838eb4e2
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 *号外[b]中旬・下旬
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※このノートは、第3号(4月)より有料マガジンに収めていきますが、購入者以外も読めるようにするため単体で課金してあります。マガジン購入希望される方は、このノート単体で購入しないようにしてください。


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