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90 懐かしいにおいの海辺の町を歩く・牛窓市街

ずっと来てみたかった日本のエーゲ海、牛窓を訪ねています。

牛窓オリーブ園をあとにして、丘を車で下りることにします。

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牛窓の街並みの向こうは瀬戸内海。ヨットで楽しむ人たちの姿が見られます。ヨットって、乗っている人だけじゃなくって眺めている人もなんだか楽しくなって心が弾んできてしまう不思議な乗り物ですね。

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海からすぐの細い路地には古い民家や蔵が並びます。

ここは「しおまち唐琴通り」。江戸時代から港町として栄えた牛窓の面影を残している通りです。

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備中屋高祖酒造。文化財に指定されている貴重な建物です。幕末から昭和30年代までここで酒が造られていたとのこと。牛窓が江戸時代から栄えた港町であったことがよくわかります。

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こちらは大正4年に建てられた牛窓銀行(旧中國銀行牛窓支店)。このような立派な銀行が大正期にあったということは富がここにあった証と言えますね。

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今は中はギャラリーに。表情豊かな猫の写真などが展示されていました。

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唐琴通りの中央、高台にある牛窓天神社。

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ここから望む瀬戸の景色は牛窓新八景と呼ばれるビューポイント。放課後寄り道してこんなきれいな景色を見ながら彼女と日が暮れるまで他愛もないおしゃべりをしたかったですね。彼女おらんかったけど。

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唐琴通りから一本南の道はもう海岸通り。今日はヨットが出せるほど海も静かでとてものどかな海の景色です。

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こちらは対岸の前島行の船着き場。1時間に1本ほどのペースで船が行き来しています。所要時間は5分。あっという間に到着します。きれいな夕陽が見られる前島展望台、前島の右手にみられる黒島とさらにその右の小島を結ぶビーナスロードと呼ばれる砂洲が見られるなど観光資源も豊富な島です。今回は時間がありませんでしたが次はぜひこちらもいってみたいですね。

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のどかな唐琴の瀬戸。前島との間をボートが走っていきます。放課後寄り道してこんなきれいな景色を見ながら彼女と…ってもうええわ。

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こちらは夏場は海水浴場になる浜辺。瀬戸の海は透明度も高くきれい。

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泳いでいる人はいませんが浜辺で楽しいひとときを過ごす人たちで賑わっています。

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海水浴場のすぐわきに建つ大きな鳥居。牛窓神社は東備前を代表する神社です。

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社殿に行くまでに展望台があるのが特徴のこの神社。牛窓はいろんなところから美しい瀬戸の海が眺められてとても贅沢な街です。手前は前島、その奥かすかに見えるのは家島群島です。

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さらに先、階段を登って山門へ。三門の向こうのカエデの木々が明るくてなんだか神々しさを感じます。

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七夕飾りで賑やかな社殿。庶民に愛されている親しみやすそうな神社です。建物もかなり年季を感じさせてくれて味がありますね。


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さて、本日のお土産タイムは牛窓ビールで一杯!あっさり目で爽やかな中にフルーティーな味わいを持つビールでした。次は邑久駅からバスで来て、岸壁で一杯やりたいですね!

長年なかなか来れずやっと訪ねることができた牛窓。どこを切り取っても海の美しい、歴史も感じさせてくれる素敵な町でした。変わった地名なんて言ってすみませんでした。ちなみに牛窓の由来はここに来た牛鬼を明神が投げ倒したときに牛鬼が転んだことを意味数る「牛まろひ」が転じたそうな。


窓、関係なかったわ。

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