マラソンの話
特に何もなく始めたマラソン。
東京マラソン2021が無事に終了し、自身4回目のフルマラソン終えた。
初めてマラソンを走ったのがホノルルマラソン。これは香港出張時に偶然、福岡でも有名な経営者から声をかけてもらったのがきっかけだった。
「ハワイでホノルルマラソンがあるから一緒に走ってみないか?」
それだけだった。年齢は39歳になる年でしたが、まだ38歳。ちょうど体調を一番悪くしていた時期だった。毎日会食で、毎日飲んでいて、ジムには行けども、成果が全く出ていない状態だった。ただマラソンは未経験。ただ走るぐらいなら問題はない。何気なく走ってみようかという流れで走ることになった。
長距離はそんなに嫌いではない。だからやれるという変な自信だけがあり、5時間ぐらい、あわよくば4時間ぐらい切れちゃうじゃないか?など考えていた。
なので特に考えず、手始めに東京でタートルマラソンというハーフにホノルルマラソン前に出場をして感触を確かめた。
ペース配分が全くわからず、記録は1時間43分。でも単純にフルは2倍なので、4時間が切れている。全くナメていた。初のハーフでわけわからないままでこのタイムだったので変な自信だけがついた。
12月。いずれにしてもアメリカで仕事があったため、ホノルルを走って、次の日にはシアトル移動というスケジュール。
初マラソンスタート。
何が何だかわからない緊張。めちゃくちゃ日本人が多いし、よくわからん。ただスタート時に花火が上がる。ダウンタウンを通り、ダイヤモンドヘッドを通り、日の出を見る。そこそこのペースで走り続けた。
25km周辺で異変が起きる。
足が痛い。動かない。意味がわからない。
物凄い疲労が急に襲ってきた。ついに歩いてしまう。トボトボと。。。あまりにもキツイ。
なぜそもそもマラソンに挑戦をしたのか?という後悔しかない。
記録は4時間43分。
初マラソンにしてはいいタイムだということだ。
しかし悔しくて、悔しくて、4時間を切るためにはどうしたらいいのかを、そして自分の体調、能力などを考えるきっかけとなった。
ただまだまだ試行錯誤。距離を走ればなれるという感覚であったのかもしれない。自分に合ったトレーニングを模索する。
これこそがセルフマネジメントだったということを知るのはもう少し後になる。
2回目のフルマラソンに向けて準備することになる。「ちゃんと靴を買おう」
そこから始めることにした。
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