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4回目のフルマラソン

フルマラソンも4回目。
流石に慣れるだろうと思っていましたが、そんなにうまくいかない。
食事、トイレのタイミングをすべて計算をした。何時にトイレに行く、お腹の調子など予想し通りに準備ができた。後は走るだけ。

7時に都庁のランナー用のゲートがオープンした。
スタートはCグループなので9:10スタート。新宿西口に7:45に到着、8:30ぐらいにゲート入場をした。ゲート入場も10分で待機場所に到着したのでもう少し遅くても良かったぐらいだ。待機場所は日陰で、陽が当たらない場所だったので異常に寒い。8:55分までに入場だったのですが、とりあえず3月初旬でも寒い。最高気温が13℃だったが、日陰は異常に寒かった。
そのため、慣れているランナーの人達は1つ660円のポンチョ(ポリ袋)を購入して寒さをしのいでいた。荷物やごみは持ち帰ることになっていたので、本当に初めての人は戸惑う形になった。(このポンチョはスタートしてすぐに捨てられる。)

9:05分、車いすチームがスタート。
5分後に我々の出番が来る。どのようなスタートになるのか、かなりの緊張でした。通常は3万8千人のランナーが走る東京マラソンでした、今回は感染症対策などを徹底したうえで、約2万人(実際は1万8千人)が走った。
どういった入りでスタートするのかわからなかったのですが、とりあえずエリートランナーがいるマラソンは初めてだったので、ペースが非常に難しい形になった。

とりあえずついていくだけ

1キロ当たりのペースは5分10秒ぐらいを目指していたのでそのペースで行けば4時間は切れるのではないかという考えだった。なので最初の5㎞は27分、10㎞は55分、15㎞は1時間20分の予定で組んでいたつもりでしたが、実際は周りのランナーに合わせてしまう形になった。
実際は
5㎞が23分、10㎞46分、15㎞1時間9分とかなりペースが速い形で進んでいった。少々まずいなと感じながらもまだまだ序盤なので抑えたい気持ちもありましたが、なぜかまだまだ足が前に出るのでギリギリまで歩を進めた。
18㎞地点でトイレに行きたくなり、トイレのポイントはほとんどが東京メトロのトイレだったので階段を降りなければならない。
そこは避けたかったので簡易トイレ設置場所を探しながら走ることにした。

25㎞地点で2時間を切る、1時間59分ということで、もしかしたらサブ3.5は目指せるのではないか?という淡い気持ちが芽生えてきた。
浅草も見え、観光として視覚から楽しめるマラソンだった。ただ足が次第に重くなってきた。息は続くのに、足が動かなくなりつつあるのをいかに誤魔化しながら走るのかを考えた。
エイドは各地点で水、ポカリスウェットがあり、食事関連は無く、塩飴とカロリーメイトだけだった。食べながら走るというのは今回は無かった。

30㎞過ぎた頃から、少しずつ走ることが難しくなり、各エイドポイントでは歩くことになった。それでも何とかサブ3.5を達成したい。最初はサブ4じゃなかったかな?と急に目標ハードルを下げようとする自分もいたが、とりあえず距離を縮めることに終始した。(このぐらいから余裕はなくなる)
37㎞のポイントでのこり5㎞と出る。
ここで今までなかった痛みが出る。膝裏が急に痛み出した。今までそんなことは無かったのだが、急に痛みが出る。走れるか?残り30分、持つのか?と不安になりながらペースが著しく落ちる。

東京タワー、残り5㎞切る

無事にゴール。
3時間38分25秒
サブ3.5は達成できなかった。2年ぶりのフルマラソン、4回目のフルマラソンは無事に終わった。
全体順位だと3358位だった。
突然始めたマラソンはここまでにしたいと思う。まぁ練習やったけど、正直これ以上速くなる気がしない。むしろ体が壊れてしまうだろうというのが感想だ。
これからは健康のためのランでとどめようという気持ち。
もうサブ3.5もサブ4も狙わず、のんびり10㎞ランぐらいで終わらせるつもりだ。足が痛いし、あまり自慢もできない。次の日の仕事に影響する。

今回のマラソンは自分の体に向き合い、自分の能力を把握して走ったのでやり切った感があった。これ以上速くなりたいとは思わないし、上を目指す気はない。
次は違う事を考えたいと思います。
3日ぐらい足が痛くて仕事にならなかった。。。

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