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愛しき幼児語

2歳1か月の娘は、同月齢の子と比べても非常によくしゃべるし、意味を理解するのも早い(と感じる)。
こちらが言った言葉(単語ではなく文章)を、すぐさまオウム返しに返してくることで、おしゃべりスキルを習得しようとしてくるその向上心たるや、恐れ入る毎日だ。

そんな娘とおしゃべりしていて、「あれ?」と思うことがあった。

-〇〇(娘)ちゃん、もう一回言って?
娘「おにぎり、たべたねぇーっていったの」

間違いない。
つい2か月前には、娘は「おにぎり」が言えず、「ぎっぎ」と呼んでいたはずだった。
いつの間にか、はっきりと「おにぎり」といえるようになっているではないか。しかもそれがいつなのか分からない。

ーおにぎり、って言えるようになったんだねぇ
娘「??」

不安になり、いくつか質問した。

ーあれはなあに?
娘「てべり(※テレビ)」
ーあれはなあに?
娘「にゅーにゅー(※牛乳)」
ーこれなあに?
娘「こいのぼり」
ーじゃぁこれは?
娘「おくすり」

つい先日まで「こいぼのり」「おすくり」と言っていたはずなのに。
しかし、てべりとにゅーにゅーはまだ健在でほっとした。

こういう「幼児語」とも言うべき言い間違いは、もっといっぱいあったはずだった。
たどたどしくおしゃべりする娘との会話に「うふふ」とほほえんでいたように思うのだが、それがどんな単語だったか、もう思い出せなくなっている。

「本当に一瞬」「すぐ過去になる」「だからちゃんと覚えていないと」と、いつもそう思いながら過ごしているはずなのに、しっかり忘れている自分にもびっくりした。


スーパーにいくたびにアンパンマンジュースを買うことになってしまっている気がする


お歌も大好きな娘、歌っているうちに歌詞から派生して違う歌になってしまうのはあるあるで、先ほども
「ちょうちょ~ちょうちょ~なのはなみても~きれいだな~(?)」と歌っていた。春っぽい雰囲気が近いので、同じジャンルの歌といえそうだ(激甘な採点)。
「あかりをつけましょぼんぼあな~」

……これも、もっといくつもの曲が面白いコラボレーションをみせていたはずなのに、今具体例がさっぱり思い出せない。


…少しショックを受けており、これからはどこかにメモを取っていきたいと思うのであった・・

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