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丙午生まれの女は夫を喰い殺す? 物心ついたときから、まとわりついた迷信をテコにたくさん…

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丙午生まれの女は夫を喰い殺す? 物心ついたときから、まとわりついた迷信をテコにたくさんの喜びと苦難を繰り返しながら結局強く逞しく生きてまいりました。50半ばにしてCAPRES合同会社を設立いたしました。一人会社で才能ある方と場面ごとに組みながら楽しく仕事をしております。

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  • Small Talk 辞典

    55歳を機に起業いたしました。会社という組織が大きな音を立てて変貌する中、ドキドキ、ワクワク、キラキラすることをしていきたいと始めた会社です。新卒でJALのCAとし働き始めたときから法律事務所のマーケティング ディレクター時代に立ち返り、今とリンクさせて発信していきたいと思っております。

最近の記事

Small Talk 力を磨こう 8

ビジネスの扉を開くSmall Talk辞典 (監修 松田弥生) l Legacy admissionとは、アメリカの学校で行われている、卒業生の子女(場合により甥、姪などの親戚も)を優先的に入学させるシステムをいう。こうして入学する学生のことを、legacyと呼ぶ。 l 裕福な卒業生は母校に多額の寄付を行うことも多く、legacy admissionは学校の維持に不可欠な寄付金を募る手段でもある。このシステムの擁護派は、卒業生の子女などであることは入学考査において要素の

    • Small Talk力を磨こう 7

      ビジネスの扉を開くSmall Talk辞典 (監修 松田弥生) Vol.7 Karen l 近年特にアメリカにおいてしばしば用いられる、特権意識、特に「白人の特権」(white privilege)を振りかざしているとみられる白人中年女性を揶揄する俗語。 l 実際に名前がKarenである女性には迷惑極まりないが、2010年代末頃から、高圧的な態度で理不尽な主張・要求をする中年白人女性の蔑称として用いられるようになった。特に、アフリカ系アメリカ人の間では、アフリカ系に対

      • Small Talk 力を磨こう 6

        ビジネスの扉を開くSmall Talk辞典 (監修 松田弥生) Vol.6 The ”Talk” l The “talk”とは、アメリカにおいて黒人の保護者が子供たちに行う、警察など権力を有する者への対処法の説明をいう。アフリカ系アメリカ人の子供たち、特に少年たちにとっては、「通過儀礼」ともいわれる l 内容の例: ‐常にきちんとした身なりで外出する。タンクトップ、ヒップハンガーのズボンなどは厳禁 ‐警察官に呼び止められたら、自分は何もしておらず理不尽と感じても、素

        • Small Talk 力を磨こう5

          ビジネスの扉を開くSmall Talk辞典 (監修 松田弥生) l “Age well”の意味:「上手く年をとる・重ねる」。人間であれば、年齢を重ねても変わらず魅力を保っている人などについて、物事の場合は、月日が経って劣化したものについて使われる l 最近では、かつては良いと思っていたもの、たとえば、エンタテインメント(映画、ドラマ、歌など)が、その後の価値観の変化などに照らして問題ありと思われるときにも使われる ‐映画の例(原作小説も):“Gone with the

        Small Talk 力を磨こう 8

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        • Small Talk 辞典
          8本

        記事

          Small Talk 力を磨こう4

          ビジネスの扉を開くSmall Talk辞典 (監修 松田弥生) Vol.4 Cancel Culture l 公人、セレブリティなどについて、現在では社会的に非難されるであろう言動を過去にとったことを理由として、その人に対する支持を撤回し、その人を非難し、更には追放・排斥することをネガティブに捉えた用語 l 2000年代に入り次第にひろく認識・使用される用語に。特に、SNSの発展とともに、群集心理的に対象者を「キャンセル」する事例が多くなってきた ‐過去の言動を理

          Small Talk 力を磨こう4

          ルッキズムは昭和のかほり

          特筆する才能などないが、ミスコンで勝ち抜く方法は誰から教わることもなく心得ていた。私がミスコンに出た昭和の終わりは、こうしたコンテストの審査委員は全員おじさんだった。おじさんたちの質問内容はよく覚えていないくらい他愛のないものであり、自分のアピールはあくまで控えめに、そして、多少惚けた回答をするのがウケるコツだった。これは何もミスコンだけでなく、その後の就職活動のインタビューでも同じ手法が通用した。当時の一部上場企業の面接者もミスコンの審査員も同じ年代の男性で同じような人物が

          ルッキズムは昭和のかほり

          Small Talk 力を磨こう3

          ビジネスの扉を開くSmall Talk辞典(監修 松田弥生) Vol.3 Toxic Masculinity 直訳すると、「有害な男らしさ」 1980年代、90年代から存在した用語といわれるが、近年注目を集めている 伝統的な男らしさのステレオタイプ(「男はこうあるべき」、「男はタフでなければならない」など)が持つ負の側面 男性優位主義・女性蔑視、暴力、性暴力、DV、いじめなど、他者に害をもたらすだけでなく、男性自身にも、過度な競争意識、過剰なプレッシャーなどの害を

          Small Talk 力を磨こう3

          Small Talk 力を磨こう 2

          ビジネスの扉を開くSmall Talk辞典 (監修 松田弥生) Vol.2 Thoughts and Prayers 本来は、自然災害や銃乱射事件等の悲劇の際に被害者や遺族をおもんばかって使われる哀悼の意を表明する言葉。主にアメリカで使われる。 近年は、銃乱射事件、テロ事件などの後に、哀悼の言葉だけを述べ「何も対策をしない」政治家や利益団体への批判として、このフレーズの多用を指摘し批判する人も多い:もちろん、心から哀悼の意を表する人もいるが 日本の政治家が使う「遺憾の意」

          Small Talk 力を磨こう 2

          Small Talk力を磨こう1

          ビジネスの扉を開くSmall Talk辞典(監修 松田弥生) Vol.1 Nepo Babyって何? 職場の同僚やクライアントとの対面であれ、メールでやりとりするのであれいきなり本題に入るではちょっと野暮ったい。世間話、雑談をうまく取り入れ、相手とコミュニケーションを取りながら、信頼を深めていくいはこのSmall Talk力を鍛えるのが早道です。このコーナーでは、巷で騒がれている、話題となりそうな語彙をピックアップして、解説していきます。 Nepotism(縁故主義、え

          Small Talk力を磨こう1

          ハイブランドを着倒す

          FENDI  2月10日、「パラッツォ フェンディ表参道」のレセプションイベントに有名人が集結し話題となったのを見て、先日20年前に購入したFENDIスーツを着てみたくなった。 CHANELの歴史を劇的に塗り替えた1983年より遥か以前の1965年よりKarl LagerfeldはFENDIにてクリエイティブ・ディレクターとして、毛皮をあしらった斬新なデザインで世界を魅了していた。 昭和の時代、動物愛護と毛皮ビジネスは矛盾しながらも共存していた。今は多くのアパレルで毛皮

          ハイブランドを着倒す

          CAたちの第2章 Vol.4

          乳がんコンシェルジュ 大友明子さん 日本航空 アシスタントパーサー→キャビンコーディネーター 1988年7月~2010年5月 今年もピンクリボンフェスティバルの時期となりました。そこで、今回は私と同年入社、セミ同期で乳がんコンシェルジュとして活躍されている明子さんにお話しを伺います。明子さんとは今は廃止されたCA訓練前の地上研修の期間、大阪で同じ寮で生息していたこともあります。取り壊す前の畳3畳のお部屋でしたよね。 明子: そうそう、社会人になって初めての寮生活、衝撃でし

          CAたちの第2章 Vol.4

          CA-闘いの歴史

          2020年10月に日本航空はそれまで使っていたお客様への英語の呼びかけ、”Ladies and Gentlemen”をやめ、”All passengers”、”Everyone”に改めた。日本語の呼びかけは元々『皆様』と、性別に関しニュートラルであったため変化はないが、これを国内で最初に実施したのが古巣の日本航空であったのが正直意外であり、誇らしかった。 昭和63年バブル入社の私が採用試験を受ける際は、募集要項に『スチュワーデス』という文字があった。ほかにも要項には身長制限

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          Power of Words 大丈夫

          大丈夫ということばで救われたことが何度もある。 大丈夫ということばで救ったことも何度もある。 『大丈夫だよ』と言ってくれる人がいるだけでいい。 『大丈夫だよ』と言ってあげるだけでいい。 生きていればいいこともある。 どん底になるときもある。 自分だけではないからね。 辛いことややりきれない思いに、『大変だね』なんて、同調されたときにはもっと落ちてしまう。 不安で眠れない日々が続いたときに、大丈夫、大丈夫と言ってくれる人がいた。本当に大丈夫なんだろうかと訝りなが

          Power of Words 大丈夫

          CAたちの第2章 Vol.3

          THE SHINMONZEN  石野翔子さん エミレーツ航空  在職期間:2009-2011 翔子さんと私は米系法律事務所で知り合いました。当時、HR/MARKETINGとして、翔子さんの面接もいたしました。面談室のドアを開けた瞬間に心の中で採用は決めておりました。弁護士、スタッフと軽く1000は超えてお会いしていますが、面接は自身の直観が大切です。 翔子:これまでの接客のトレーニングで第一印象がどれほど影響を与えるかということを習って以来、面接では普段以上に声のトーンに

          CAたちの第2章 Vol.3

          CAたちの第2章    Vol.2

          画家 増田恵里子さん 日本航空/JALウェイズ                         在職期間:JAL 1988~1995 JALWAYS 2002~2010 恵里子さんと私はJALの同期 (当時631期入社なのですが、絵の才能については全く知りませんでした。そもそも画家になる夢はいつから抱いていたのですか。 恵里子:まだまだ画家なんて言えるほどではないですよ。なんとか人様に見てもらえるようになったかなと勇気を出して発表しています。私は7歳くらいからお絵かき教

          CAたちの第2章    Vol.2

          CAたちの第2章         Vol.1

          Balloon Studio MARCO ディレクター Marcoさん 全日空 CBA世界公認バルーンARTIST ウェディングドレス部門優勝;テーブルデコレーション部門優勝;ウィンドウディスプレイ部門優勝 世界大会WBCドレス部門準優勝 Marcoさんと私の共通項は、法律事務所勤務経験、猫好きさんと美的感覚ですね(笑)。 Marco: そうそう。美に対する価値観が同じ人って少ないですよね。二人の共通点は妥協しないところです。そうした拘りがものづくりに生かされているよ

          CAたちの第2章         Vol.1