2020/12/13 入院生活最後の日曜日

今の私の不安定さは、まさに精神科入院あるあるの退院前不安症候群みたいな感じだと思うのだけれど、Twitterの断酒垢の方に退院前不安を乗り越えるためのアドバイスを頂いて、この日の夜はそれを実践した。

いくつか具体的なアドバイスを頂いたのだけれど、その中でも「仲間とたくさん話す」と言う方法を実践してみた。

というか、仲の良い患者さんが声をかけてくれて結果的に実践できた、という表現が適切かな。

とても楽しかったし、個人的にはこの2ヶ月の入院生活は辛いことはほぼなく(辛かったことと言って思い当たるのはボーダーの発作が起きた時くらい)新設病棟なので設備も快適で綺麗で、あぁーこの入院生活もそろそろ終わりなんだなぁ、としみじみもした。

その日はたくさん笑ったことで、脳の調子も良くなったと思う。

そのおかげもあってか、夜中眠れなかった時(これは昼寝のし過ぎが原因かな)にすごく頭がスッキリして、不安感の具体的な理由とか自分自身の本音がわかってきたんだよね。

久しぶりにノートを開いて、自分の本心や本音をしっかりと書き出すことができた。

具体的には、アルコール依存症で入院していたけど、退院後の不安としてはアル依の飲酒欲求や再飲酒よりもボーダーの発作が起きたらどうしよう…という不安の方が大きいこと。

アル依専門病院だから、ボーダーに対しての治療は特にできなくて、というか診断すらもらえてなくて薬もボーダーに対しては出してもらえてないんだよね。

そして、アル依の離脱のための頓服でジアゼパム出てるけど、これは私のボーダーの発作には全然効かないことは確認済みw

そもそもアルコールに依存したのもボーダーからの併発とも言えそうだから、どちらかと言うとボーダーをしっかり治療することがアル依の再発防止にも繫がる…というかアル依の再発防止に必須なんだよね。

そういった、モヤモヤとしていた不安が、具体的に言語化できた。

何がどう不安なのかがすごく明確になって、それだけでもずいぶん気持ちが楽になった!

結果、その夜中の書き出しタイムでの結論は、
「もっとボーダーに対しての治療を進めてから退院したい。
じゃなきゃまた修羅場起こしたり部屋破壊したり夫に対して暴言暴力したりODしたり救急運ばれたりするんじゃないか?!それじゃ入院前と何も変わらない…」っていうことだった。

その結論をもとに、日曜日の昼間は夫と電話会議をした。
通算5時間くらい。。。

5時間分の紆余曲折…(今後のことについて、色々二転三転し、2人ともたくさんモヤモヤした)をここに記すことはできないのだけれど、
自分が結局どうしたいのか?を炙り出せてから、家族会議できたのはよかった。

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