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カレンダー的/ポリリズム的

 新年は正月即ち1月からはじまり、会社の新年度や学校の新学期は4月からはじまる。何でそんなややこしいことするんだ、とかいちいち文句言う訳でもなく、「みんな」何だかんだと、そこそこ適応している。んじゃないかな。
 春分/夏至/秋分/冬至という区切りがある。これは、地球との関係を考えても、人間にとってフィジカル的にもメンタル的にもいちばん自然に思えるというか個人的に慣れている訳ですが、その場合は春分を1年のはじまりとする場合が多いようで、4月はじまりの新学期/年度に近いっちゃ近いんやけど微妙なズレがある。
 企業が1年を四半期区分に分けて計画を立て目標を定めたりする場合、第1四半期は4月はじまりとなるが、1月~12月の収支をまとめて確定申告する個人事業主の場合、感覚的にやっぱり1月はじまりだろう。
 このように、同じ太陽暦で1年=12か月のカレンダーに基づきつつ、実質異なる生活/事業カレンダーというか様々なテンポで動く個人や団体と付き合っていくことは、ある種のポリリズム修行のようにも思える。
 私の場合、基準になるメトロノーム的クリック音的基本のテンポは、やはり春分~夏至/夏至~秋分/秋分~冬至/冬至~春分の四区分みたいだ。
 


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