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四つの視点

前回の土曜日からかなり経つ。てか土曜日やないですか! そこは気にしてもしょーがないので先週の土曜の夜の振り返り関連雑記を。

一週間単位の振り返りをはじめた当初の目的は、大ボケにより仕事上のピンチを招かないように。つまり、早い目に着手しようと思いつつ何となく放置していた案件について、気がつくと納品日が目前に迫っている。といった事態を回避することだった。
けれども、大ボケは別に仕事上に限った話ではなく、家族や友人知人との口約束を平気ですっぽかし顰蹙を買うといった事態も、できれば同時に回避したい。ということで振り返りたらのやり方を公私混同一切合切スタイルにしてみたところ、単なる大ボケチェックを超えて、いつまでも先延ばしにしない方が良いかなと思われるあれこれについての判断をそのタイミングで行うなど、だんだん大切な時間になっていった。
有難くおいしい仕事やけど、今まあまあ忙しいし間に合いそうにないので涙を飲んで断る。楽しそうなお誘いやけど、カネないし、忙しいし……でも行く。など。

で、自覚できたのは比較的最近の話なんですが、その際私は、どうやら四つの視点を使い分けていたりいなかったりするらしい。
趣味人視点/職業人視点/生活者視点/修行者視点がそれで、コンサル会社ふうに4つの象限に振り分けるとヘッダ画像みたいなことになる。
価値重視と経済性重視? 経済性だって、価値判断の一つの指標なんだから変じゃないですか? とか言い出すと書けなくなってしまうので次へ。
一つずついきます。

第1象限「生活者」視点:すべてを統べるが割とセコい
価値重視傾向・経済性重視傾向ともに強く。あんまり好きな言葉ではないが《コスパ》たらが重視される現実的な視点。ともするとこれをおろそかにしがちな自分は、ついコスパ無視の買い物をしてしまい、嫁は言うまでもなくよく娘にまで叱られていた。
最近は《コスパ》で判断する場面が多く、生活者として地に足が着いてきた。あるいは単にセコい奴になってきた。良いことか悪いことかは知らん。

第2象限「職業人」視点:実は志し低め(当人比)
価値重視傾向:低/経済性重視傾向:高。職業人としての私は、志しが低いということだろうか。生活の為に働いてる訳じゃない! そう言えば、そんな台詞を聴くたび、嘘つけ! と思っていたんですが、自分はどうかなと考えると、生活の足しにならない仕事もあるし、そこまったく考えずにやってる仕事もあったり。何なんやこれ。生活者としての私はそこそこ志しを高く持てていると思うので気にしないことにする。確かに自分は、
「あなたのビジネスのビジョンは?/職業人としての具体的な夢を聞かせてください」
てなことを訊かれると帰りたくなってしまう人間だ。そんなこと聞かれても、最早何屋さんだかよくわからない私の場合、そんなもん場面ごとに違いますとしか答えようがなく。
給与収入は現在3か所_日本語学校2+1社_から得ているが、20日〆末払いと末〆15日払いがある。コピーのギャラは、だいたいが末日払い。たまに個人事業主のクライアント様が「なんぼや?」とか言いつつ財布から出して渡してくれることもある。日本語のプライベートレッスンはその都度払いなんでまちまち。給料日が複数あることを羨ましがられたりするんですが、どれもこれも額の方は悲しくなるぐらい少ない_何か各方面に対してマズイこと言うたかな。読んでへんやろからまあええわ_。
強いて言うなら、私の職業人視点は地のエレメントとの関係が深く、ビジネスの維持が目的になっているっぽい。維持できないと判断した場合はヤメるだけの話だ。

第3象限「修行者」視点:流るる水のごとし
生活者のリバース視点。またはトイ面の人格。価値重視傾向・経済性重視傾向ともに低く。何かやる気のない人みたいだ。
でも私は、我流で座禅の真似事みたいなことや、西洋式の儀式的なアレとか、やらない訳やない。と言うか、ずっとやっている。
経済性重視傾向が強すぎると継続しにくいということは、まあおわかりいただける人にはわかっていただけるんやないかと思いつつ。
自分で設定した何らかの《価値》に固執することは、天邪鬼な泥粋禅師的には《無価値》なんですよ。

第4象限「趣味人」視点:俺様基準で測定/判断
職業人のリバース視点。またはトイ面の人格。価値重視傾向・経済性重視傾向ともに高い。おやおや、何てポジティブなんでしょう。
そのまま突っ走ると社会適合が難しくなるので気をつけている。


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