記事に興味を持っていただき
ありがとうございます。

今回は絶対次に来る漫画だ！
と個人的に期待している
「メダリスト」をご紹介します。

「メダリスト」は
講談社のアフタヌーンにて連載されており
フィギュアスケートを題材とした
スポーツ漫画です。
現在2巻まで発売されています。

作者・つるまいかだ先生

作者のつるまいかだ先生は
この「メダリスト」がデビュー作で
以前は同人誌などを描かれていたそうです。

小学生の頃に読んだ
「鋼の錬金術師」に強い影響を受け、
「メダリスト」のストーリー構成でも
「鋼の錬金術師」を強く意識されています。

またフィギュアスケート自体は
スポーツ漫画の読み切りを描くと決めた時から
クラブに通ったり勉強を始めたそうです。

あらすじ

元アイスダンス選手の
明浦路司(あけうらじ つかさ)は
かつて全日本に出場した経験もありながら
アイスショーのオーディションを
落ち続けていました。

そんな時にスケートリンクで
シューズとミミズと交換して
こっそりと練習をしていた小学5年生の
結塚いのり(ゆいつか いのり)と出会います。

スケートの夢を諦めきれなかった司は
自分と似た境遇に置かれたいのりの
コーチを務めることになります。

正反対な2人がお互いに刺激し合いながら
オリンピックを目指して成長していく
様子を描いた漫画です。

見どころ

この「メダリスト」は
強力なライバルたちとの熱い勝負があり
いのりと司の成長を描いた
王道のスポーツ漫画なのですが、
私が知っている他の漫画とは
一味違った面白さもあると思います。

一つは主人公に秀でた個性がないところです。
黒子のバスケの主人公は影が薄かったり
アイシールド21は足が早かったりしますが
いのりにそのような武器はありません。

ジャンプに物怖じしないなどはありますが
それも選手はみんな練習で身につけています。

突出した個性がないからこそ
いのりはどんな選手になりたいかを
常に思い描いています。

そしていのりの理想像は
もう一つのポイントとも関係してきます。
それが、大会前にいのりがした選択です。
詳しいことはネタバレになるので書きませんが
大会に向けて練習していたいのりに
司からある二択が迫られます。

いのりは選手として
すでに出遅れてしまっていたので
大会まで時間があまり残されていません。
そんな時に司から優勝するための作戦を
２つ提案されます。

この作戦はいのりにとって
とても重要な選択になるのですが、
その決断が私にとっては予想外で
作品の雰囲気を知るきっかけになりました。
詳細はぜひ読んで確かめてみてください！

ということで司といのり、
人生ふたつぶん懸けて夢を追う
今最も熱いスケート漫画
「メダリスト」をぜひ読んでみてください。