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振替休日 と ラ・カンパネラ と 1万時間

国立劇場の隣に位置する平河町界隈、
こどもの日の振替休日、
とても静かな、穏やかな街並みを散歩しています。


喫茶店で少し休憩をとることに。

好きなコーヒーカップを選んで、10種類ほどのコーヒー豆から挽いてくれる。

カウンター席のみの店内に流れる曲は、🎹ピアノ曲♪

そこに、
フジコ・ヘミングの演奏するピアノ曲集が流れていた。
(ヘミングウェイとずっと思ってた💦)

この24時間、ラ・カンパネラを何回、聴いたんだろう(笑)

昨晩の飲み会で、僕がピアノを大人になってから始めたことを紹介してもらったところ、ラ・カンパネラを弾く漁師の話に。
その漁師、徳永義昭さんは、52歳からピアノを始められて、楽譜ではなくYouTubeのピアノロールで覚えたという超人。
ゲーセンの音ゲーみたいな感覚でタイミングと鍵をみて練習をして行く。

彼にとっての音符♪は、ー(棒)である。

8年の歳月が経ち、暗譜して弾けるまでになったそうで、それまで、ほぼ毎日、1日数時間の練習を繰り返してきた。
多い日で12時間も練習していたとか。。

平均4時間の練習をしたとすると、
4時間/1日×365日×8年=11680時間。

この10000時間超という練習量、プレイ時間は、エリート演奏家になるラインだそう。

彼は、たった1曲で、難易度Eランクの「ラ・カンパネラ」だけを弾いて、そのラインを超えてしまった。

この10000時間の法則は、研究結果として、心理学者アンダース・エリクソン(K. Anders Ericsson)の著者「超一流になるのは才能か努力か?」にも書かれています。


同じ音楽大学に通う学生が、プロの演奏家になるか、音楽の先生になるか、その楽器に向き合った時間に差があったというものです。

その差、10000時間というライン。

超えれば、エリート演奏家、プロプレイヤーの道。
超えなければ、その勉学を生かした教師の道。

僕は、約10年でまだ三合目といったところ?

今のペースで、あと20年。。。
このままで長生きして量を稼ぐか、一日の量を増やすか。

そりゃ、後者だろ(笑)

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