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心電図オタクの技師がベンチャーへ転身?!好きと経験を活かして

皆さん、こんにちは!
今回は、『CS(カスタマーサクセス)室』の谷岡より、臨床検査技師である私がベンチャーに転身した理由、そして実際の業務や、やりがいについて語ってみたいと思います!


自己紹介

私はカルディオインテリジェンスに入職するまでは、病院やクリニックなどで臨床検査技師として働いていました。
臨床検査技師は検査分野によって部門がいろいろと分かれていますが、その中でも超音波検査や心電図検査といった患者さんに直接検査を行う生理機能検査を担当していました。

趣味はガチャ活(ご存じの方がいたら嬉しいです)と、美味しいごはん屋さんを探すことです(調べて行った気になって満足することもしばしば…)

医療従事者から企業カスタマーサクセスへの転身

カルディオインテリジェンスを知ったきっかけは会社ホームページです。私自身、心電図解析センターで働いていたこともあり、『長時間心電図の従来解析は時間がかかって大変!』と実感していました。そんな時に「AI×心電図」の新しい医療ソリューションを知り、興味を持ちました。その後ご縁があり、カルディオインテリジェンスに入職しました。

①製品・サービス運用と顧客対応

現在は社内の検査技師の一人として、製品のサービス運用や、顧客から寄せられる質問や問い合わせに対応しています。医療現場で働いているときは検査機器を扱う側だったので、その時の経験を活かしながら、製品を使用する医療従事者やその先にいる患者さんに寄り添ったカスタマーサクセスを提供することに日々全力で取り組んでいます。

②顧客の声を社内へフィードバック

また、寄せられる要望を社内に共有することも重要な業務の一つです。実際の医療現場で何が求められているか、医療従事者の業務負担軽減には何が必要なのか、日々思いを巡らせながら業務にあたっています。

『心電図勉強会』で”講師”という新たな経験

このような業務の傍ら、社員の心電図の知識(と愛)を深めてもらうために社内心電図勉強会の活動なども行っています。
カルディオインテリジェンスは医療業界以外から転職した社員も多いので、心電図の知識を深めることと、新しいアイディアやより良いサービスに繋がればよいなという思いで活動しています。

勉強会を開催していて感じたことは、コツコツ本を片手に勉強するのも楽しいですが、一つの部屋に集まって会話をしながらの勉強会は内容がより頭に入りやすいです!いつもの業務から少しだけ離れて新しいことを学ぶのは、いつもの自分の仕事内容をまた違った視点から見ることができて、新しい発見やアイディアにつながるかも、というワクワク感があります!
勉強会を開催する側になるのは初めてでしたので、講師役はとても良い経験になりました。(スライド1枚作るにも、どうしたらわかりやすいか、興味を持って飽きずに聞いてもらえるか、「スライド作成の極意」的なことを調べはじめて、違う方向にも興味が沸いて来たり…。)
また、開発や、薬事、営業部門のことは病院で働いているころは未知の世界でしたので、わからないことがたくさんありますが、部門間で互いの知識の共有を気軽に行えるのはとてもよい風潮だなと感じています。

勉強会の準備に大忙し!

“好き“を仕事に

お気づきかもしれませんが、私は心電図が好きです。
少し前までは「心電図が好きです」というと、「好きってどういうこと?」とよく聞かれていましたが、最近では知る人ぞ知る心電図界隈の賑わいのおかげで不思議がられることも少なくなりました。
そして昨今、youtubeやSNSなどで「これ無料で配信していいの⁉」と驚くようなクオリティの心電図についての勉強資料を作られている方がたくさんいらっしゃいます。なので、ありがたく拝見して、コツコツ(コソコソ?)勉強していました。

心電図は1本の線でできています。心電図波形を記録するって簡単なように思われるかもしれませんが、実は大変なんです。
検査するお部屋の温度とか、患者さんの体勢や電極を装着する皮膚の状態とか、記録時の検査技師の患者さんへの声掛けひとつで波形の品質が変わることもあります。そんな苦労の先に記録された心電図波形は一本の線。言ってしまえば地味ですが、その線の形やリズムから得られる情報がたくさんあります。
心電図波形は通常決まった形がありまして、各波には名前がついています。
一番最初に見えるのがP波、その次がQRS波、T波と続きます。
なんでPから始まるの?A、B、Cでよくない?とか思いますよね・・・と、これ以上話すとキーボード打つ手が止まらなくなりそうなのでこのあたりでやめておきます。

臨床検査技師がベンチャーで働くことの醍醐味

「臨床検査技師として企業で働くってどんなことしているんだろう?」と、思う方も多いかと思います。私も病院で働いているときはそう思っていました。
実際に企業で臨床検査技師として働いていて感じることは、医療現場のように直接患者さんにかかわることはなくても、今までの自分の経験を活かして新しい角度から医療従事者と患者さんを支えることができるということです。
”好き”を仕事にするのは、良いことばかりではないと思います。でも私は、好きなことでなければ、継続していくことは難しいとも思います。
”好き”を活かして新しいことにどんどんチャレンジできるのも、ベンチャー企業で臨床検査技師として働く醍醐味だと感じています。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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