見出し画像

終活講座だけでなく、シニアの就活講座を担当(受付は終了。ただいま開講中)

シニアの就活講座、ご紹介いただきました

一般的に、年齢を重ねれば重ねるほど就活は厳しいと言われます。
たしかに企業は若い人が欲しいでしょう。年長者は扱いにくいのかもしれません。
でも、いくつになっても働きたいと思っている人はたくさんいます。
そういうシニア層のための就活講座を、3年前から担当しています。

来月、オンライン配信する「シニアの就活講座」は、中野区産業振興センターが主催で、無料で受講できます。
オンラインなので、どこからでも受講可能です。
ただいま参加受付中。〆切が近づいてきました(10月末〆切)。

20,000人近いフォロワーさんのいるしもまゆさんが、ご紹介してくれました。
しもまゆさんは、ライターで、noteの使い方コンサルなども行っている人。
この「シニアの就活講座」だけでなく、私の他の活動までまとめて紹介してくれました。私自身が、いろいろやっていて自分でわけわからなくなっているのに(苦笑)なんともありがたいことです。

私が終活講座だけでなく、就活講座を担当するわけ

終活講座の講師を担当するようになり、かれこれ10年くらいになります。
特に「失敗しないエンディングノートの書き方」を書いたことが大きなきっかけになったように思います。
だから、もともと私は、就活よりも終活の講座の方がはるかに経験豊富なんです。
では、なぜそんな私が、シニアのための就活講座を担当するのか。

終活とは「死ぬための準備」ではなくて「これからをよりよく生きるための活動」。
終活に出会ったとき、終活周りのことはいろんな人に教えてもらったけれど、私はもっと「生き方」について学びたいと思うようになりました。
そこで学び始めたのが「キャリア」だったのです。
キャリアとは生き方であり、何のために生きるか、生きる役割、という考え方を、その学びを通じて知ることになりました。
でも、今の50才以上の人たちには、キャリアの学びを知らない人が少なくありません。

一方で、最期をどう仕舞うかは、どう生きるかと表裏一体で、働き方は生き方のなかの大きな位置を占めると私は考えています。
寿命が延び、人生100年時代なんて言われるようになり、元気な人がこんなにも増えたのに、年齢を重ねれば重ねるほど、働く場を求めるのが難しくなっている・・・。
60歳前後の働き方として、最も多いのが「企業で働く=就職したい」と考える人たち。就活は生き方を考えること、そのものなんですね。
そういう人たちに向けて、私は就活講座を担当しています。

シニアの就活は、終活の一部

節目節目はあるけれど、生きている限り人生はずっと連続していて、でも少しづつ変化していて、どこかでパツン!と終るわけではありません。
今の仕事はいつまで続けるのか、その後の仕事はどうするのか、どんな働き方をするのか、ということもそうした連続した人生の中にあるわけです。
でも当の本人は、あまり先のことを考えていなかったり、「今」がずっと続くように思っていたり・・・。
「終活」と同じなんですよね。どこか他人事で。
特にシニアの場合は、労働市場や、労働環境が変わっているので、自分の思うようにコトが進みにくくなっています。
いざ、仕事を探そうと思うと、意外に難しくてなかなかみつからない。シニアの就活はそんな感じではないでしょうか。でも企業だって、人手不足なんだから年齢なんて気にしていられない、という事情もあります。
今までのプライドが崩され、これはとても苦しいことです。
でも一方で、これからの人生を考える上で大事な機会にもなるかもしれない。

就職したい。でもなかなか希望する仕事がない、応募しても受け入れてもらえない。
そういうシニアは多いでしょう、
私自身も、50才前後で仕事が見つからず苦しいトンネルの中にいました。
終活をきっかけにキャリアを学び、キャリアコンサルタントの資格を取得し、シニアの就活に関わるようになり、採用側の話を聞く機会が増えました。
そこで得られた情報や考え方を、少しでもシェアできればと思います。

もがき苦しむんだったら、シニアは単なる「仕事探し」にとどまらず、どうせなら、これからの生き方を考える機会に捉えられればと、自らの経験から私は願ってやみません。

シニアのための就活講座、「何が違う?!シニアの就職うまくいく人、いかない人~採用側の事情をふまえて」は、オンライン配信で、受講料無料。
申込み受付は今月中だそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?