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兼業している人の転職活動:面接でなんて話す?

来年度の話が少しずつ動き始める時期です。
私の職場でも、来年度の意向をヒアリングする面接が始まりました。

フリーの仕事をしながら勤務できるワークスタイルを求めての転職活動で、応募書類になんて書いたらよいかについて先日書きました。

書類選考がとおれば面接

書類が無事パスすれば、面接の連絡が来ます。
私が転職活動をした2020年11月~1月は、コロナ禍でしたから、オンライン面接のところもありましたが、ほとんどは対面面接でした。

せっかくパスした書類選考。
面接で余計なことを話して、面倒な人材、と思われたらイヤだけれど、働き始めたら、実は兼業×と言われても困るし・・・。さて、面接をどうしようかと悩みました。

1社目:学校関係の場合

助教(むかしの助手)職で、当時の仕事に近い内容でした。
大学の先生は、本を書いたり、他の大学の授業があったり、と兼業者が多いし、非常勤の先生は兼業しないと生活できないし、わざわざ面接で聞く必要はないなぁと思っていました。

実際、面接でフリーの仕事のことを聞かれることもありませんでした。むしろ、採用面接なんて5年ぶりなので緊張しました。兼業云々とか考える余裕はなかったですね(笑)

残念ながら初戦は敗退。

2社目:独立行政法人の場合

同じ法人内で複数の求人が出ていて、3つ出して、2つ書類パス。
その2つは同じ部署の求人だったので、人事で相談してくださり、面接は1回になりました。

ここも研究者が多い法人なので、兼業は届け出を出せば基本はOK。珍しく、求人に兼業に関することが記されていました。

この求人、かなりニッチな領域の仕事で、私の経歴や専門とマッチする領域だったので、面接では具体的な仕事内容の説明があり、私に担えそうか否かを値踏みされているような感じの面接でした。

一応、書類にフリーの仕事内容を記していたので、さらっと聞かれましたが、本業に差し支えなければ問題なし、とスルーでした。

3社目:公的機関の場合

ここも同じ機関で複数の求人が出ていて、2つ出して、2つ書類パス。
書類選考の締切が異なっていて、1つ目の面接直前に2つ目の書類パス連絡がきたので、最終的には2つ目は面接受けずに辞退しました。

公的機関なので兼業は厳しそうですが、非常勤は勤務日数が少ない人、勤務時間が短い人などいろいろで、専門的な領域での採用が多いこともあり、兼業可なのです。

面接でも聞かれませんでしたが、3社目だけは自分から「兼業してますが問題ありませんか?」と聞きました。なぜならば、フリーで仕事をしている領域と同じ領域の仕事で、あとあと問題になったら嫌だなぁと思ったから。

すると、非常勤職は兼業NG規定がないこと、研修講師など専門性を活かした仕事でむしろそういう専門知識のある人に来てほしい、全然問題ないですよ!という感じでした。


そもそも兼業OKと思われる求人に応募しているかもしれませんが、拍子抜けするくらい、面接では聞かれませんでした。

むしろ、面接にパスしたあとの詳細確認、転職の場合は報酬額とか諸条件など、面接ではザックリとしか説明がないので、そっちのほうが大切です。

私の場合、2社目と3社目から内定をいただいたのですが、最終的にはフリーランスと兼業できそうかを考えて、片方は内定後のやり取りで兼業への不安要素が出てきました。

そのあたりのやり取りについては、次回ご紹介したいと思います。


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