見出し画像

「二番目の道」

こんにちは。
むしょく大学で、授業企画を担当している まい と申します。

昨年新卒から15年勤めた会社を退職し、キャリアブレイクも2年目に入りました。
「やった方がいいことではなく、やりたいことだけを。」
そんな風に、毎日を過ごしています。


さて、11月6日で、めでたく1周年を迎えたむしょく大学。

この日に合わせて「何かやりたい!」と思い立ち、運営メンバーのみんなと相談しながら、11月3日<文化の日>から6日<初めての誕生日>の4日間に渡って、開校1周年記念イベントを開催しました。


お祝い気分満点の周年サムネ!!(デザインはにーにさん


・関東関西の2か所で開催した学生交流会 
・普段は授業やインスタを企画制作している、運営メンバーによる座談会
・作家のF太さんをお呼びしてのトークイベント「自分との優しい向き合い方」
・「キャリアブレイクを文化にする」キャリアブレイク研究所による一年振り返り


感想をひとことで言うなら、それは「むしょく大学な時間」でした。

それぞれの経験や試行錯誤が、その場に優しく置かれる。
思いやりを持って聴きあう、伝えあう。
マイペースで、等身大。
透明で、キラキラ。

イベントを通して、あたたかい言葉・すてきな感想もたくさんいただいて、ああ、やってよかったんだ、と心から思えました。
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございます。

わたし自身もたくさん話す機会があり、自分のこれまでの歩みに改めて想いを巡らす時間になりました。

学生のちはるさんがイベントをグラレコにしてくださいました!



周年イベントが終わって数日後のことです。

「あれ、あの曲、何だっけ・・?」


突然ですが私は大学生の頃、パントマイムを嗜んでおり、4年生の就職前に「勤労讃歌」というタイトルのソロ作品を作りました。
サラリーマン、今でいうビジネスパーソンが、満員電車やクレームにも負けず、前を向いていくというニュアンスのネタ。
確か、勤労感謝の日に開催するイベントでのパフォーマンスだったと思います。


「あの曲のタイトル・・・み、みち・・あ、道だ!!」

作品のBGMは、2006年当時、大ハマりしていた倉橋ヨエコさん。
その後彼女は歌手を引退され、私もすっかり勤労に励む日々を過ごし、彼女の歌との思い出は、いったん引き出しの奥に入り込んでいました。


「えっ、なんの道だっけ・・? 」




そう、こたえは、最初に出ていましたね。

「二番目の道」

突然降って沸いたように思い出したこの曲の音源を慌てて検索し、彼女の第一声を聴いて、こう思いました。



ああ、私はいま、二番目の道を選んで、生きている!!!



22歳の、働いて生きていくことの何たるものかも知らなかった、若い私の一つの思い出が回収される瞬間。
むしょく大学のイベントを通して、記憶の引き出しが緩くなっていたのだと思います。

この曲を選んだ過去の自分にちょっとだけ痺れながら、何度も何度も聴き直して。


さらにわかったことが、倉橋ヨエコさんが今年<15年ぶり>に歌手に復帰されているとのこと。
お名前をyoekoと変え、持病と共に歩みながら、本格復帰を準備されていました。


彼女の歌の道もまた、続いていたのです。



彼女の道、わたしの道、あなたの道
みんなも聴いてね「二番目の道」
むしょく大学のプレイリストが出来たら、当確かなと思っています。

私の勘が呼んでいる
この道行けと呼んでいる
ほら1,2,3 ほら1,2,3
そうよ 二番目の道

信号が青になっても
走り出す車はいない
見たい空と見たい顔と見たい夢があるんです

嘘つきになりかけたから
この町になど染まらない
見たいドアと見たい星と見たい夢があるんです

私の明日が呼んでいる
この道の先呼んでいる
ほら1,2,3, ほら1,2,3, 続く
私の勘が呼んでいる
この道行けと呼んでいる
ほら1,2,3, ほら1,2,3,
そうよ 二番目の道
続くよ

倉橋ヨエコ「二番目の道」


むしょく大学 授業企画 まい

----
▼キャリアブレイク研究所
https://careerbreak-lab.studio.site/

▼月刊無職
https://gekkan-mushoku.stores.jp/
▼むしょく大学
https://mushoku-daigaku.studio.site/

▼問い合わせ先
info@careerbreak-lab.org

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?