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知っている人がコッソリ実践している⁉戦略的な自己分析は2つのパターン


失敗を許容できる社会へ

新卒、第二新卒のレンジの社員と話していると、すごく失敗をすることについて、怖がっていることがわかった。

失敗をすると詰められることはもちろんですが、失敗して叱られると委縮してしまうことはもちろんですが、その人の顔色を伺いながら仕事を進めていくことになるので、悪い情報が伝わりにくく、致命傷になってしまうこともよくあります。

これは管理者にも問題があることが多く、「わかっているんだろう?こんなこともわからないって信じられない」という気持ちがあり、感情的になりすぎているため、本人はもとより、周りに対しても雰囲気を悪くしてしまうため、ホウレンソウがうまく回りません。

人を育てるということは時間がかかることであり、人をつぶすことは一瞬にして簡単にできてしまうという諸刃の剣である。

人を育てることがうまくできる人は、いい点と悪い点、改善点を上げて、同じ轍を踏まないように、本人に腹落ちをさせるようにうまく誘導をしていく。

人を育てることができない人は、感情のままにあらぶってしまうことによって、恐怖心を植え付け、悪い報告については顔色を見ながら切り出してくることになってしまった原因を自分が作っているということには気づいていない。

管理職は失敗してもいいから、前向きに、楽しく、面白く、いろいろな経験を積ませてあげることから始めてみてはどうだろうか。

進むべき道VS進みたい道

いろいろな経験をしてくるとそのうち、得意分野、不得意分野がはっきりと見えてくる。

しかしキャリアとして進むべき道と進みたい道で迷っている人が多くいる。
実にこれはもったいない話であり、そこで停滞して悩んでしまっていることはすごく時間がもったいない。

進みたい道には、ロールモデルの人がいたり、憧れの人がいるから、あの人みたいになりたいという気持ちが強く出てくるものである。

進むべき道については、自分が今までやってきた仕事に対する市場の評価であり、〇〇といえば××さんというように、点が線になり、線が面になっている状況であるということ。

ここで大きな矛盾にぶつかってしまったからこそ、悩んでしまったり、不安を感じることになる。

なぜこういうことが起きてしまうのかというと、自分の特徴を自分自身が認められないため、こういうジレンマが生まれてきてしまう。

成功をしている人の特徴としてあるのが、自分自身の得意分野で勝負をしている。

逆に言えば、自分の得意分野以外で勝負をするということは、勝てないゲームに参加をして時間とお金を浪費してしまうということになる。

自分の才能が開花するかどうかは、自分の才能の特徴を理解している人がいて、失敗をすることを許容してくれて、助けてくれるチームメンバーがいるというように、いろいろな環境について条件が揃ったときである。

ブラック企業に入社したくない

ブラック企業の定義をどうするのかによって答えは変わってきてしまいます。

ブラック企業の定義が低賃金、長時間労働、コンプライアンス違反など、いろいろな点において、点数化する人もいるけれど、新卒、中途問わずに入社前にはわからないことが多い。

私は自分に合っていない仕事を選ぶこと以外は、入社後に誰とどうやって働くかによっていい方向にも、悪い方向にも、振り切ってしまうことになるといい続けている。

どうしても会社の看板や大きさ、口コミ評価などで選び勝ちになってしまうけど、本質を見失わないでほしい。

あなたの才能や得意分野をどんどん成長させてくれる環境を選ぶことができたら、あなたの職能についてはどんどんレベルアップしていくだろう。

自分の強みや特徴を知ることができる2つの方法

自分自身の強みや特徴を知るうえで、やってほしいことがあります。
1つ目は自分の特徴、好きなことを形容詞で100個上げる。
2つ目は自分が好きなこと、夢中にできること、得意なことを動詞で100個上げる。

これをやることによって、あなたの強みと弱みが見える化してくることになるから、めんどくさく、時間がかかることですが、一度やってみてください。

そこで出てきた単語や動詞をグルーピングしていくことで、見える化が進みます。

Thiching(考える力)
communication(対話力)
readership(統率力)
この3つのカテゴリーに分けてみてください。
どの分野が一番多いのかによってあなたの強みがしっかりと見える化されます。

いろいろな人がいて、いろいろな考えをもって、いろいろな違う経験をしてきた人たちの集合体が会社であり、業界や会社の看板で選択をしないこと。
自分自身の強みに特化して才能開花ができる環境があるかどうかで選択をすることで、仕事も楽しく、面白くできるようになるでしょう。

目的志向の重要性

目的の中で核心にあることはなんだろう?
重心はどこにあるだろうと考える癖をつけておくと便利である。

数学の授業で三角形の重心を求める問題や、物体のバランスが取れるところが重心だとか、学生時代の勉強内容を思い出すわかりやすいかもしれません。

重心があることで止まることができているのだから、バランスがどうなっているのかを気づいてほしい。

流行っているものを導入したとしても、二番煎じといわれたり、〇〇のパクリじゃね~っ!?などといわれてしまう。

流行っているものをやり始めたとしても、ブームが去っている可能性も高く、SNSの栄枯衰退などについても、昔のように長い時間のブームにはなっておらず、台風の瞬間最大風速のようにあっという間にさってしまう。

やみくもに探すことをせずに、重心から見えてくるものがある。
それについて徹底的にやっていくことができたら、独自性が出ることにつながっていく。

露天掘りのようにいたるところに穴を掘ったとしても、あたりを引くことができないけれど、1つ、1つ深掘りをしていくことができたら、本質が見えてくることになるでしょう。

キャリアの変数はいろいろな外的要因と内的要因が重なっていることが多く、個人差があるというのが特徴で気である。

ここでいう定数とは、自分ではコントロールできないものである。
主に外的要因に属するものが多く、他人からの影響を受けやすいのが特徴。

変数とは自分でコントロールすることができるものである。
自分の特徴、自分の才能、自分の得意分野をしっかりと理解して、特徴や才能を伸ばす環境を選択して、自分のスキルを磨き上げていく努力が必要になっている。

失敗して学ぶことが多い

失敗をするということはあまりよくないイメージがあります。

若手の社会人に聞くと、「失敗をすることはマイナス評価につながり、自分のやりたいことができなくなる。」とか、「失敗したら思いっきり詰められて、責任を取らされるから嫌だ」というように、ネガティブなイメージが多くなっている。

これは環境がよくなかったのではないかと推測される。
本人に問題があるケースもあるけれど、9割は上司である管理職の懐が狭いというケースが多くなっている。

失敗をすることで学ぶことも多いし、成功をすると反省も学ぶこともないので、素直さと謙虚さがなくなっていく。

管理職は部下の才能を開花させることをやらなければならないが、プレイングマネージャーとして、必死にセコセコとしているため、部下の一挙手一投足を見ておらず、「何もできないやつ」というレッテルを貼ると、定期の人事異動で戦力外通告リストに載せてしまう。

リストに名前が掲載されてしまうと、人事異動で転属、転勤をさせられることになり、新卒の若手を中心に戦力の補充をすることになっていく。

できることと理想とのギャップを埋めるには!?

よくロールモデルを見て分析しないということをキャリアの相談でいう人がいるけれど、実際のことを言うと半分正解で、半分間違いである。

理想は理想であり追いかけることで視野を広げることもできるようになりますが、環境が成功するために必要だということに気づいていない。

人は自分の特徴を自分で認められていないから、自分の強み、弱みがわからないということが多く、自分探しの旅に出てしまう。

キャリアを川に例えると海まで流れていく人が9割いるのに対して、自分の居場所を見つけた!ということでその場所を目指して戻ったり、進んだりする人は1割である。

ロジックと感覚という言葉で表現されることが多いけれど、何かを決断する時は、ロジックを積み上げて決断をする方法と感情からロジックづけをして決断する方法がある。

ロールモデルは理想とする人を探すのではなく、自分に近いタイプを選ぶことが必要である。

才能を開花させるためには環境によって異なることは、上司やチームメンバーによって変わってくる。
常に人間関係があなたの才能を開花させるか、殺してしまうのかを決めていくことになる。

自分の得意分野で勝負をすることを忘れないでほしい。
ないもので勝負をしようとしても、才能も努力も運もゼロが入るリスクがあるから。

言葉以外でも感じる、読み解く能力が必要であり、わからない時はその道のプロにアドバイスを求めてみるのも1つの方法である。

就職・転職活動で一つだけ気を付けてほしいこと

就職活動や転職活動の相談にのっていると、よく言われることがあります。
「この会社に入って大丈夫でしょうか?」ということ。
内定をもらっている会社が複数社あって選べないという状態の人が多くなっています。

インターネットを見るとブラック企業であるイメージが強くあって、入社をするかどうか迷っているケースもよくあります。

そういう場合については、よく考えてほしい1つのことがあります。
それは、自分に合っている仕事ができる環境であり、その能力や才能を伸ばすことができる環境があるかどうか?ということです。

やりたくない仕事で就職、転職をすることは時間の無駄になりますし、自分の価値を確かめるために入社した日に転職サイトに再登録をしなおしている人もいらっしゃいます。

就職、転職をする際には自分に合っている仕事ができ、能力を伸ばすことができる会社を選ぶことができたら、入社後の頑張り次第でスキルも実績をついてくることになります。

なにものねだりをするのではなく、自分の得意分野で勝負することができる環境を選択するようにしてください。

適性がわからない人がやってほしい1つの方法

たった1つの方法で強みも弱みも見えてくる画期的な方法です。

ポストイットとペンを用意してください。
100円ショップで用意することができるものです。
パソコンやスマホでもいいのですが、グループ分けをする際にはポストイットでやったほうがスムーズに進みます。

ポストイットに書くことは「好きなことを動詞で100個書き出す」ことをやってみてください。
最低でも50個以上は必要になるので、ここがクリアできるようになったら、次のステップへ進んでください。

出てきた好きなこと動詞で100個の上げることができたら、共通する項目ごとにグループ分けをしてみてください。

T(thinking)、C(communication)、L(reader ship)のカテゴリーに分けるともっとよくわかります。

どこが一番多いかによって向いている職種や能力が見えてくることになります。

モヤキャリ相談室ではこの部分をしっかり分析をして、油田式に深掘りをしていくことになります。

キャリアの変数を見つけよう!

キャリアの変数を見つけることができると、自分自身の強み、弱みをどうやって活かしていくかによって、もっとも人生で素晴らしいことはあなた自身でいることができるのではないでしょうか。

定数…コントロールできない部分
(上司、チームメンバー、業界、業種、職種など、自分の力では変えられないもの)

変数…コントロールできる部分
(評価を変えるために努力すること、信用と信頼を得るために目の前の仕事に集中することなど)

変数を変えるためには3つのポイントがあります。
1:自分の特徴をちゃんと理解をすること
2:才能や能力を伸ばせる環境があること
3:自分の特徴や才能を磨いていく努力ができること

キャリアに正解はありません。
もっとも人生で素晴らしいことはあなた自身でいることためには、究極の自己探求を繰り返していくことになります。

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