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転職回数が多いと不利になるの!?

転職回数がゼロ、数回、多数で違う対応!

「転職回数が多いと不利になるのか」という相談が増えています。
一般的に言われていますが、転職回数が多くなればなるほど不利になるというのは言われていますが、書類上の問題です。

ただし、一般論であり、企業のターゲットによってこの定説が当てはまらないイレギュラーケースも増えているので、定説は定説で、自分は自分という考え方を持ってほしい。

人事視線からお話をしていきますが、各企業の人事は決済権は持っていませんし、自力型の人事というのは1割ほどといわれています。

人事は人材の墓場と言われていますが、その理由は次の通りです。
1:定年まで無事完走という考えのシニアが責任者で、波風立てることは自分の定年まで安泰という基盤を壊されてしまうから。
2:各部署のお荷物になっている人が担当をしていることが多く、交渉ベタ、提案ベタが多く、社内政治のことに精一杯になっている。
3:下手な採用をしてしまうと、集中砲火の的になりやすく、責任を押し付けられてしまう可能性があるので、現場や役員、経営者の顔色を伺っているため、思考停止状態になっている。

決裁権がないのにも関わらず、現場と経営層との板挟みにあっており、業務が多く専門家が多すぎるため、専門領域以外にチャレンジをすることはあまりない。
越権行為をする人はあまりおらず、黙々と自分の領域の仕事をやっているのが特徴です。

人事は社内のコミュニケーターとして動いている場合については、採用スピードがハンパなく早く、フィードバックも的確なので、採用がうまくいく確率が高い。

逆に政治家、批判家の人事の場合、フットワークが重く、言い訳が先にでてきて、採用活動がうまくいかないという無限ループに入り込んでしまう。

石の上にも三年説が未だに信じられている世界

企業によって採用戦略が違うので一概にはいえませんが、未だに信じられているが石の上にも三年説です。

30歳で3社まで、35歳で5社までという線引をしている企業が多く、1社3年未満の在籍があったら、即アウトという規定を採用基準を設けている会社が多いのは事実です。

転職回数が多いということは、すぐに辞めてしまうのではないか、定着しないのであれば採用しても無駄であるという思い込みがそうしている部分もあります。

逆に35歳で転職回数がゼロという人もいらっしゃいますが、市場価値が低いことについてはあまり言われていません。
転職回数がゼロということは環境適応能力があるのか、スキルを発揮できる環境なのか微妙になるのは事実です。

なぜなら転職することが当たり前になっている時代にも関わらず、転職回数がゼロということは会社にぶら下がる可能性があり、政治家や批判家になる可能性が高くなってしまうのは事実です。

一発逆転できる方法とは!?

一般的には転職回数が多いということは不利となり、書類選考通過率が低くなるのは仕方がないということです。

一発逆転できる方法は2つあります。
1つは国内企業から外資系企業へ転職をすること。
もう1つはスキルと実績で転職をするということ。

1つ目の理由である、国内企業から外資系企業へ転職をするということは、英語ができる、環境適応能力が高いことが求められます。
国内にいるから日本語でいいでしょという考えもありますが、本部が海外にある場合、英語力が必要になっていくでしょう。

最近では日系企業も英語力がないと管理職になれないケースや英語研修の福利厚生をつけている会社も増えています。
英語ができるということは1つの武器になります。

もう1つの理由である、スキルと実績で転職する方法があります。
イメージできるのは「私失敗しないので!」の名台詞で有名なドクターXのように専門家のライセンスと叩き上げのスキルで勝負することで、ネガティブなことをプラスに変えることができるようになるでしょう。

そのためには圧倒的なスキルと実績が必要になります。
どんな部門でも共通して言えることですが、1番にならないと意味がありmせん。
専門家としてこれだけの実績を持っている、これだけの実績を出せた理由がここにあるんですというストーリーがあった上で、1番の成績なんですという理由付けができるかどうかがポイントになります。

書類選考通過率を上げるには!?

面接になればトークで勝負できると考える人もいますが、日頃からSNSを利用して発信していたり、Blogを書いていたりすることで、要点整理する能力が身につくのと、どういうことが一番響く言葉なのかなど、マーケティング能力も半端ないので、日頃から端的に話す、発信することでトレーニングできるでしょう。

書類上ではじかれないようにするには、ライティング力も必要な時代になっているので、日頃からどのようなことを書くことで響くのかということを考えていないといけません。

最近は共感と等身大のマーケティングなので、嘘はつかない、話は盛らないことはもちろんですが、ストーリーで共感を得られるように発信をしている人が多くなっているのは事実です。

面接をしたときによくあるのが、書類は立派なんですけど、面接すると5分でお祈りメールの対象になる人も多くなっています。
企業だけの問題ではありませんが、職務経歴書については自分を大きく見せようとするのではなく、事実だけを並べることが効果があるでしょう。

できるだけイメージしやすく、横文字を使わず、端的に書く週間を身に着けておくと役に立つことができるでしょう。
TwitterやInstagramなどのSNSもこういうところで役に立つと思うと、ROM専門、読み込み専門にしておくのはもったいない時代です。

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