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転職を考えたときに見つめなおしてもらいたい!5つのポイント

自分との対話が大切

インターネットの普及によって簡単に企業の求人情報に応募をすることができるようになった。

でも企業にエントリーをしても良い返事だもらえないという状況を就職、転職活動をしていると体験したことがある人がほとんどでしょう。

どうせ、自分が採用されることはないからといって諦めるのは早すぎます。
視点を変えて見ると意外な事実があったり、他人の評価と自己評価の差があることに気づきます。

そうしたら、履歴書、職務経歴書、エントリーシートを書きなおしてみましょう。

人事の視点からいうと、エントリーシートや職務経歴書などを見ていると、
サイトに載っている体裁で書かれていたり、金太郎飴のようなエピソードや自己PRが多い。
これでは面接に呼んでもらえてないだろうなぁという想像がついてしまう。

また、どんなスキルを持っていて、何ができる人なのかわからないことがよくあります。

時系列での経験を書くことが職務経歴書であると考えている人がほとんどなんです。

職務経歴書は過去、現在、未来をつなぐものであり、過去の経験からどんなスキルを持っていて、どういうスキルをこれから身につけたいのか、会社に貢献してくれるのかということを書かなければなりません。

そのためには書き方については正解がありません。
書類を見ている人に対して共感を得ることができるのかどうか、この人に会ってみたいと思わせることができるかどうかというところがポイントになります。

そのためにはきちんと自分の中で今まで経験をしてきたことを、しっかりと棚卸しをしたうえで相手に伝えられるようにしないといけません。

型にはまった書き方もありますが、過去→現在→未来がつながるような職務経歴書へ変化をさせてみましょう。

ターゲットを明確にする

現在の求人市場では、ターゲットを明確に絞ることが成功の鍵になっています。

日本企業で総合職で入った新卒社員が営業、管理部門、企画部門などいろいろな部署を経験していることが多い。

日本企業はスペシャリストよりもゼネラリストを育てて、社内評価を上げていくことで出世ができる。

そのため、いろいろなことを経験している人が多くいるのですが、それを全部書いていたら、この人は何がやりたいのだろう、どういうスキルを伸ばしたいのだろうと疑問がわきます。

ターゲットとしている職種についてしっかりとフューチャーすることが必要になります。

転職サイトを使って関心のある職種の求人情報を集めて、平均年収や求めているスキルなど、情報分析をすることを始めていきましょう。

最終的には1つの職種に絞ることもいいのですが、関連があることや経験をしていることについてなら、複数の職種を選択することも可能です。

ただし、それぞれの職種ごとに職務経歴書を書き直すことをオススメします。

まず、応募職種の名称を正確に記入をしてください。
企業には応募者から大量の応募があります。
審査の時にカテゴリー違いとしてはねられないように正確な応募職種名を明記しましょう。

最初の段落であなたが応募職種にぴったりな人材であるということをアピールしましょう。
主要な職務経験や最近取得した資格を記載します。
チームビルディングやリーダーシップ、顧客管理などのスキルについても書いておきましょう。

3〜4行以内にまとめることが重要です。
短くまとめることでわかりやすくイメージをさせることが必要だからです。
もちろん、誇張やウソを書いている印象を与えないように気をつけることが必要です。

次にコアコンピテンシーについてアピールすることができる場所を作ります。

集めて情報分析をしている求人情報から、頻繁に要求されているスキルについて、自分が持っているスキルの範囲内で、書き出してみましょう。

最初の段落の真下にこれらのスキルを並べて書き出すようにしましょう。
例えば応募職種がマーケティング職であったら、マーケティングプラン、コーポレートプランニング、トレンド分析などのスキルが並びます。
箇条書きでも書くと見やすくなりますし、イメージしやすくなります。

判断材料は見た目だけではない

かなり昔の話ですが、採用支援をさせて頂いていた企業の方から、
「採用をするときにどういうところを見たらいいのですか?」という質問を受けた。
「直感で1次判断をします。その後4つのステップをクリアできるかどうかです」と答えた。

これは私がエージェント時代に年間5000人の学生や転職希望者を見てきたことから、
1つの共通点というかルールが出来上がってきたんです。
このルールは意外と使えるものだと再認識をすることがあったからです。

それはとある学生さんから就職面接が突破できないということを相談されたことがキッカケでした。

髪型もさっぱり印象良く決まっていて、学生なのにスーツがしっくりと着こなしていた。
靴もピカピカに手入れをされていた。

素晴らしい第一印象を与えるためにできることはすべてやっているイメージがありました。

しかし、自分ではどうにもできないことがあります。
私達が出会う相手は、誰もが何らかの先入観と思い込みをして色眼鏡で見ています。

それは誰もが同様に同じことをやっています。
では、人はどれぐらいの時間で他人についての印象を判断するのでしょうか。

ベテランの面接官によると入室して90秒以内に採用の合否について決めている。

また、とある面接官は最初の自己PRの3分以内である程度の判断をつけて、
面接時間を30分にするか、60分にするかを判断することにしている。

見た目でだけの印象ではなく、人が相手について瞬時に判断する項目が4つあり、それを有効的に使えるかどうかがポイントになってきます。
自己PRの3分程度の時間がいかに重要なのかということがわかります。

自分を大切にしているかどうか

誰に会う時でも、自分の服装について気を配ることを忘れないでしょう。
非言語情報がコミュニケーションの55%を占めていることを忘れないで下さい。

サイズがあっていない服を着ていたり、しわくちゃな服を着ていたり、TPOに合わない服装をしていたりすると、あなたが外見を気にしていないということを相手に伝えていることになります。

そしておそらく仕事上でもだらしない人と思われてしまうでしょう。
身だしなみも忘れないようにしておかないと、いきなり除外対象になるので注意をしましょう。
手入れされた爪や髪型が見た目にプライドを感じさせるものです。

社会的地位があるかどうか

権力と地位は、着こなしと身のこなしで認識されます。
服装がきっちりしている人が出世や昇進を期待されていることが多く、実際に昇進をしていることがわかったそうです。
背筋を伸ばして、胸を張り、自分自身と成功を体現しましょう。

しっかりと握手をかわすことによって、すぐに良好な関係を築くことができるでしょう。

知性があるかどうか

どれぐらいの知性があるかということを判断するときには、アイコンタクトが非常に重要であるということがわかりました。
アイコンタクトが取れない人というのはあまり信用されない。
子供の頃から、ちゃんと人の目を見て話しなさいというのは理にかなっていること。

またそれは知能指数と明らかな相関関係を示しており、好印象を与えようとする対象にうまく作用して、より知性が高いと認識されるという研究論文もあります。

もう一つのテクニックとしては目を大きく開くことです。
いつもより少し大きく目を開くことで、眉の輝きを生み出して、
相手に認められやすくなり、受け入れられるための世界共通のシグナルになります。
これは表情が豊かに見える点もあります。
外国人の表情を見ていると受け入れもらいたいと思うときは、
目を大きく見開くことがよくあり、受け入れやすくなるということがあります。

好人物かどうか

言動は年を重ねるにつれてうまくごまかせる部分がありますが、態度はそう簡単にごまかせないということを忘れないで下さい。
人は瞬時にそれを読み取ります。

正直な笑顔は「私は親しみやすく、脅威にはなりません」というメッセージが含まれているんです。

笑顔で握手をして、アイコンタクトで相手への興味と自分がオープンであることを示しましょう。

座っているときは相手に好奇心と熱意を伝えるために、少し身を乗り出してみましょう。

人が相手を短時間で判断する方法についてはよく理解しておくと役に立つことが多くあります。

十分な情報を持っていれば、自分自身をより良く見せることができるでしょう。
面接でも使えるテクニックですが、交渉事にも使えるテクニックです。

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