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チームリーダーは些細なサインも見逃さない!4つのポイントとは!?

チームリーダーはミスのサインを見逃さない

チームで仕事をしているとミスが起きる事はあります。
ここでチームリーダーの力量がはっきりと出る事になります。
致命傷になる前に応急手当をするリーダー、
部下に全部やらせてしまっているリーダー、
ミスが出る兆候をしっかり受け止めて、早期治療をするリーダーなど、
チームリーダーの考え方が行動として表れることになります。

日本企業で多いのは部下に全部やらせてしまうリーダーが増えています。
部下のミスをそのまま放置しておいてクライアントの信頼を失墜するケースが多い。
会社にとって上得のクライアント出ない限り、
上司が部下と一緒に出て行くことがなくなった。

生産性とか効率性ということが注目をされがち

プレイングマネージャーとして自分の顧客を持ちながら、
仕事をしているからこそ、全体の把握ができていないケースが多くあります。

数字をあげないと会社からの評価が下がるということもあるため、
目の前の数字に必至になっていることで、部下への配慮というのができなくなっている。
訪問をして一緒に頭を下げることが当たり前でしたが、
最近ではmailだけ、電話だけで終わらせる人も増えているのが事実です。

悪いニュースはワインにならないというビジネス界の格言がありますが、事態が最悪の時こそ、フットワーク軽く、部下と一緒に頭を下げるのが基本です。

勝手に社内で格付けをして、部下のミスを放置するというのは、機会損失につながり、同業他者にとっては差別化をすることができるチャンスを与える事になります。

私も常に心がけていることが3つあります。
1つは常にミスは起こるものですから、常に準備をしておくということ。
2つはミスを起こす前には原因がありますから、部下の変化にいち早く気づくこと。
3つはミスを起こしてしまった時にきちんとフォローをすること。

ミスが起きるには原因と結果がある

ミスを起こすということは原因があって、ミスがおきたという理由ができています。
ミスが頻発する職場であるということは、ミスを起こす原因が把握できていないことがよくあります。

できるリーダーはきちんとその時点でミスの要因を見つけることができれば、大きな傷を受けることなく、ミスを最小限にしていくことができるでしょう。

例えば、長期休養明けの午前中、休み前日の午後などとミスが起こりやすい時間帯があります。

両方に共通をしているのが魔の時間帯と言われている様に、気が緩みがちであるということです。

それをうっかりミスとして起こるのか、ミスが起きるべくして起こったのかという視点をもつ事で、大きくその後の対応が変わってくるというのは言うまでもありません。

日頃からミスが起こりやすいポイントとして、注意喚起をすることや、いつも以上に確認をする習慣をつけたりすることで防げます。

メンバーの個性を把握しておく

チームリーダーとして必要なのが、チームメンバーの個性を把握しておくことです。

入社時に性格診断テストや適性試験などを実施している企業もありますので、人事部に頼んでそのデータを見せてもらうようにしましょう。

客観的なデータであり、これを使わない点はありません。
あとは仕事をしながら、コミュニケーションを取りながら、自分の直感を信じて、個性を把握する必要があります。

人前で叱ることによって伸びる人もいれば、競争原理を取り入れて、純粋に競争をさせて伸びる人もいる。

褒めて伸びるタイプもいれば、ヒントを与えるとスタートをするタイプもいる。

いろいろなタイプに合わせた育成方法を身につける必要があるが、最初っからできるものではないので、失敗を繰り返しながら、経験値を積んでほしい。

人をダメにすることというのは意外と簡単ですが、人を育てていくということは大変さもありますが、達成感を味わえます。

価値観の押し付け、昔話、自慢話ばかりをしていたら、部下を潰します。
部下はあなたのクローンではありませんから、同じ方法が通用することはありません。

例えばフットワーク軽くなんでも行なうことができる人というのは、積極的にアグレッシブに行動をすることができるので失敗をしてもただではおきてきません。

失敗を繰り返すことによっていろいろなことを分析して、自分の教科書をつくることができます。

逆に慎重はというのは、状況分析能力に優れいている部分が長けている可能性があるため、マーケティング能力に優れている可能性が非常に高くなっているのが現状です。

そのため、慎重になりスピード感が無いように受け取られてしまいますが、
石橋を叩いて渡るタイプであることも多いので、
コツコツと長期間に渡り粘り強く仕事をするタイプだったりします。

メンバーの異変に気づこう

ミスの大半が起きる原因として本来の力を出しきることができずに終わってしまった場合です。

常に同じモチベーションで仕事をしていることができるという保証はありません。

プライベートでのことを仕事に引きずってしまったり、失敗して萎縮しているケースなど、いろいろな状況下において、常に同じだけの力を出し続けるということは至難の業というか、不可能であると言っても過言ではないと思います。

メンバーのミスを起こさないようにするためには、些細な変化であったとしてもしっかりと気づくことが重要です。
メンバーの精神状態があまり良くないと感じた時にミスは起こりやすいことになります。

例えば、服装の乱れ、整理整頓ができているなど、普段とは違う行動をしているときはサインがでています。

服装が地味なワンパターン化していたファッションが、急に原色を使った派手なパターンに変わってきたとかという場合には、何かあったのかも知れないから、チョット注意してみておこう。

いつもデスクが綺麗に整理整頓をされているのに、ここ2、3日はデスクの上や中身がグッチャグチャになっている時、この逆もあり、いつも散らかっているデスクの人が、整理整頓をしていて、綺麗にしているなど、という場合にもCHECKが必要でしょう。

人は何かあった時に態度が変わったり、違うことを無意識におこなっているケースがあり、それが心境の変化からきているものであるということについて気付いてほしい。

部下は子供を育てるのと同じように、些細な変化を見逃さないことで、大きな致命傷になることがなくなるのはわかっていますから。

あとは反応が鈍くなっているときなどは要注意です。
工場や作業現場での朝一のラジオ体操は意味があり、カラダの動き方を見て、些細な変化を見逃さないようにしていることがよくあります。

一歩間違えると命を落としてしまう可能性もあるため、早期に異変に気づくことが必要になります。

チームリーダーは自ら動くことによって、情報を集めるようにしておく必要があります。

チームメンバーの仲の良い同僚、同期や他部署などとの弱いツナガリを持っていることが必要で、社内からの情報網を構築しておくことが1つのポイントになります。

異変を感じた即対応をしましょう

ミスをする前に勇気ある撤退であったり、チーム内でのワークシェアをしやすい雰囲気を作りましょう。

異変を感じたらまずは本人への告知をすることを忘れないで下さい。
この時に重要なのが本人への配慮をする必要があります。

伝え方、モノのいい方に十分配慮をする必要があり、個性を把握していないと大変な事になります。

伝え方が悪いとハラスメント扱いをされてしまうことになり、部下が上司に対して壁を作る原因になってしまうので、できるだけ個室で1対1で話し合いをするようにしましょう。

まずは相手を認めること、そして心配していることをしっかりと伝えましょう。

頭ごなしにいろいろ言ったとしても、相手には全く響きません。

この時の対応として考えて欲しいのが、できるだけ相手に寄り添うということです。

あなたはチームにとって重要なメンバーであることをしっかりと伝えましょう。

どんな人でも体調が悪い時はミスをしがちになるので、いつもより慎重に仕事をするように伝えることがポイントになります。

この時に注意をしなきゃいけないのが戦力外通告と受け取られないように、
誤解のないように伝えないと、後から問題になる可能性もあり、チームから離れていくことになる可能性があります。

ギブアップをすることが悪いことではないということを雰囲気で作ることも必要ですし、仕事の主担当からサポートに回ることで、チームへの意識を離さないようにしないといけません。

不調の時にミスを起こすひとより、勇気ある撤退をした人を評価するようにしておくことも必要です。

チームで仕事を達成することができる事になると、チーム内の結束力というのは格段に上がるでしょう。

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