年金: 「老齢年金生活者支援給付金」 <ー 老齢年金が少ない場合の助け舟

今回は「老齢年金生活者支援給付金」について見て行きましょう。

「老齢年金生活者支援給付金」: 所得が一定基準より低い年金受給者の生活を支援するために、通常の年金にプラスして支給される給付金です。老齢生活者支援給付金(収入により「補足的老齢年金生活者支援給付金」)、障害年金生活者支援給付金、遺族年金生活者支援給付金の3種類があります。

老齢年金生活者支援給付金は、2019年の消費税増税に伴い開始された給付金制度で、公的年金等の収入金額や所得が一定基準額以下の年金受給者の生活を支援するために、年金に上乗せして支給されるものです。

支給要件は?

以下の支給要件をすべて満たしている方が対象となります。

  • (1)65歳以上の老齢基礎年金の受給者である。

  • (2)同一世帯の全員が市町村民税非課税である。

  • (3)前年の公的年金等の収入金額注1とその他の所得との合計額が881,200円以下注2である。

注1:障害年金・遺族年金等の非課税収入は含まれません。
注2:781,200円を超え881,200円以下である方には、「補足的老齢年金生活者支援給付金」が支給されます。

給付金などは、変更の場合がありますので最新情報は厚生労働省の「年金生活者支援給付金制度について」でご確認いただけます: ↓

内容を読んでもよくわからない場合の問い合わせ先の掲載もあります: ↑

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