見出し画像

毎年9月は世界アルツハイマー月間!

皆さん、こんにちは。編集部の寺田です。
いきなりですが、質問です!
第1問!

Q1 9月21日は何の日でしょう?


タイトルから「世界アルツハイマーデー」だと思ったそこのあなた!
正解です♪
1994年から始まったアルツハイマー月間(毎年9月)も28回目を迎え、
日本国内でもだいぶ浸透してきましたね。
第2問!!

Q2 国内の関連イベントはいくつ開催されるでしょう?


これは難しいですね…。
100? 500? 1000とか??
いやいや、そんなもんじゃなく、な、なんと3825ものイベントが開催されるんです! 1つくらいは参加したいですね。厚生労働省のサイトにイベント一覧がありますので、お近くのイベントをチェックしてみてはいかがでしょうか。
第3問!!!

Q3 世界アルツハイマー月間の今年のテーマは何でしょうか?


さらに難しいですね…。答えられるのは関係者だけではないでしょうか。
正解は「認知症を知り、アルツハイマー病を知ろう」です! 実は昨年と同じですが、今年は特に診断後のご本人やご家族へのサポートに焦点が当てられます。認知症は治療とサポートの両輪が大切ですね。
第4問!!!!

Q4 認知症の人をサポートする上で大切なことはなんでしょうか?


この答えは一つではありませんが、私が特に大切だと思うことは「ご本人の気持ちに寄り添うこと」です。そのためにはご本人の気持ちを知ることが必要ですね。長谷川和夫先生が書かれたこの2冊から、ご本人の気持ちや望むことを考えてみてはいかがでしょうか。
認知症でも心は豊かに生きている


父と娘の認知症日記

さて、最後の質問です! 認知症の人は、デイサービスの利用中、あるいは自宅にいても「家に帰ります」と言うことがあります。

Q5 なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのでしょうか?


これも答えは一つではありませんね。人によってその理由はさまざまです。でも、その理由の背景には「不安」が隠れています。このことを科学的に説明した本が『なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか』です。表題の他にも34個の「なぜ」を解説しています。ぜひ、読んでみてください!

質問に「認知症の人は」と書いてしまいましたが、誰でも、みんな家に帰りたいですよね。私も家に帰って、ダラーと自堕落に過ごしたいです(笑)。そういう安全基地が人には必要なのですね。あー、今日こそ早く帰ろう!

1994年9月21日、スコットランドのエジンバラで第10回国際アルツハイマー病協 会国際会議が開催されました。会議の初日であるこの日を「世界アルツハイマー デー」と宣言し、アルツハイマー病等に関する認識を高め、世界の患者と家族に援助 と希望をもたらす事を目的としています。

厚生労働省ホームページより


28回目を迎える世界アルツハイマーデー。「援助と希望をもたらす」という目的に、毎年一歩ずつ近づいている気がします。この歩みを止めないよう、今年は紹介した本を読んでみてはいかがでしょうか。


中央法規のコーポレートサイトでも特集記事をアップ中!
「「認知症」を知り、より深く理解するために」、ご覧ください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?