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困ったとき、迷ったときに、いつでも参照・解決できるおすすめの2冊!

日常の看護業務において、どう対応するのがよいか、困ったり・迷ったりすることはありませんか?
多忙を極める現場では、いちいち先輩や同僚に聞くことも難しく、もちろんスマホを取り出して・・・なんてこともできません。
そんなときに「さっと読めて、役に立つ情報」をコンパクトにまとめたのが、今回ご紹介するポケットガイド。
新書サイズなのに必要な情報が満載。臨床で使える中身の濃い2冊です。

『精神科看護ポケットガイド』(編集:川野雅資)

本書は、対応方法のコツから精神科で使われる検査、評価、症状や疾患の知識と看護、法律、制度まで、160以上の項目で、各1~2頁でコンパクトに最新情報を解説しました。新人からベテランまで活用できます。
精神科看護の最新の考え方のひとつ「トラウマインフォームドケア」にも触れています。

臨床の場でも大活躍!

パソコンも書籍も使えないベッドサイドや地域で、手早く検索できます。
「治療と看護」の章では、日常生活援助にウエイトを置きながら、薬物療法・精神療法から近年注目されているマインドフルネス・アンガーマネジメントまで収載しています。
「疾患と看護」の章では、各疾患を「具体的症状」「成り立ち」「心理社会的反応」「診断・検査」「治療段階別の看護ケア」に整理して解説しているので、辞典的な用途のみならず、日常の看護業務にも役立ちます。
さらに「付録」として、代表的な8つの評価尺度、看護計画の書き方、薬剤名・作用・副作用などをまとめた薬物療法の一覧表も収載しています。


『看護のための検査値の見かたポケットガイド』(東京女子医科大学附属足立医療センター看護部:編集)

本書では、120の検査項目について、基準値および検査値から読み取れることを、ひと目でわかるよう、かつコンパクトにまとめています。
検査項目は、基本的な検査から専門的な検査まで取り上げており、新人からベテランまで活用できます。

アセスメントを深め、看護計画に活かせる!

この1冊で、検査の基礎知識から、検査の目的・必要性、異常時の看護のポイント、注意事項までわかるので、患者さんの情報収集をするときや、医師から指示が出たときに、検査結果が何を意味するのかがその場で理解できます。

充実の内容構成

本書の構成は、「1部 疾患別検査」「2部 検体検査」となっています。
1部では、患者さんが今どのような検査が必要なのか、新人でも説明できように、疾患別の検査とその目的を解説しています。
また、受診の契機から検査・治療までの過程を文章と図で示しました。
2部では、臨床でよく用いられる検査値について、基準値および検査値からわかることがひと目でわかるよう図表にまとめました。検査の項目も、新人が必要とする項目から選択しています。
また、基礎知識、検査の目的・必要性、検査方法・検査時の留意点、異常時の看護のポイントなどもコンパクトにまとめられています。
とにかく、臨床で使えることを目的にした本です。


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