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レッジョ・エミリアの保育を知りたいあなたへ! おススメ書籍のご紹介

 こんにちは、中央法規出版の保育・幼児教育編集責任者のHです。
 今回は12月刊行の『アトリエからはじまる「探究」 日本におけるレッジョ・インスパイアの乳幼児教育』を記念して、中央法規出版から発行しているレッジョ・エミリアに関する書籍をご紹介します。

目的別 レッジョ本3冊の読み方

 中央法規から発行されているレッジョ本は、現在までに3冊です。
 写真と文章の記録「ドキュメンテーション」をテーマとした『保育の質を高めるドキュメンテーション: 園の物語りの探究』、ドローイングを中心とした子どもたちの創作に焦点を当てた翻訳書『もざいく 描くこと、言葉、素材が紡ぐ物語り』、そして今回の『アトリエからはじまる「探究」』です。
 子どもの活動に焦点を当てているのは「もざいく」「アトリエ」ですが、前者が子どもの作品、後者が活動のプロセスを扱っているところに違いがあります。子どもの作品に込められた思いと自由な発想を学ぶには「もざいく」、アトリエ活動を通した子どもの探究のプロセスを学ぶには「アトリエ」をお勧めします。
 「ドキュメンテーション」は反対に、保育者による子どもの見方を学ぶ内容となっています。ドキュメンテーションの書き方だけではなく、目的や背景、プロセスを踏まえた記録を学びたいかたはこちらをどうぞ!

新刊『アトリエからはじまる「探究」』の一部を公開

 最後に、12月刊行の新刊の一部を紹介します。


出典『アトリエからはじまる「探究」 日本におけるレッジョ・インスパイアの乳幼児教育』中央法規出版、2023年

 渋谷区立渋谷保育園の「光の探究」というアトリエ活動をテーマに、子どもたちの発想の豊かさに気づき、広げていくプロセスを伝える内容となっています。東京大学の浅井幸子先生、アトリエリスタの津田純佳さんに全体をコーディネートしていただいた自信作となっていますので、ぜひお早めにお求めください。

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