見出し画像

注文住宅で100万円ドブに捨てた話【後編】

前回のお話の続きです。
前回の記事はこちら!


大手ハウスメーカーS社との事後処理を終えた私たちは、スーモカウンター経由で地域の中堅メーカーY社を紹介してもらいました。

正直なところドブに捨てた100万円はもちろんのこと、これから続く打合せ地獄を想像すると私の気持ちは非常に重かった記憶があります。

S社との経験が活きた!

私たちの手元にはS社からもらった家の図面を含むキッチン、お風呂などすべての仕様についての書面がありました。

ふと「これ使えば楽になるのでは?」と思いました。

Y社の打ち合わせの初期に図面等全て見せて
「これと同じ仕様にしたらいくらですかね?」と聞いてみました。

その次の打ち合わせでY社の営業と設計士が見積りを出してくれました。

営業「3300万円ですね。」

S社の見積もりは5000万円だったので「なんでやねん!(笑)」と突っ込みたくなるのを必死に我慢して詳しく聞いてみました。


書庫から書斎への通路

注文住宅は言い値の部分が大きい

私もその時初めて知ったのですが、例えばパナソニックのキッチンやTOTOのトイレなど、同じものでもハウスメーカーによって設定している価格が異なります。

そのためS社で100万円していたキッチンは、Y社では70万円という事例が多々ありました。

大手ハウスメーカーはブランド力があるので、同じ商品を高い値段で設定しても顧客は買ってくれるわけですね。

正直「ぼったくりやん!」と思いつつも長年積み重ねてきたブランド力とはこういうものなのかと経済の勉強をさせていただきました。


猫のトイレの入り口・洗面所

Y社のおかげで妻のご機嫌はマックスになった

Y社との打ち合わせは楽しかったです。

それもそのはずでS社で我慢していたことを全て実現できたからです。

というかS社の時とは比べ物にならないほどのいい家になりました。

S社の打合せ時の妻のテンションの低さを知っていた私は、Y社との打ち合わせ時の妻の嬉しそうな顔を見て
「この笑顔の価値が100万円なら安いもんだな。」
と映画の主人公のような気持ちでいたことは妻には内緒です。


リビング

今回の経験から学んだこと

①大手ハウスメーカーの株を買うべき
大手ハウスメーカーは家を建てるべき会社ではなくて、株を買うべき会社だということが分かりました!(笑)

大手ハウスメーカーは配当利回りも高く最高です!
私から吸い上げた100万円が株主に還元されております。

②ハウスメーカーの名前だけで選んではダメ
大手S社と中堅Y社を比較したときに、Y社の注文住宅の自由度は非常に高かったです。

またこれは運が良かったのかもしれませんがY社の設計士さんの提案力が凄まじく、常に妻の希望の上を来る感じでした。

大手ハウスメーカーの方が良い設計士がいると思いがちですが、そうでもなかったんだなと感じました。

妻の笑顔>100万円
いわずもがなですね(笑)


もし内容が面白ければ応援お願いします!

この記事が参加している募集

お金について考える

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

こんな拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます!これからもサポートいただけるよう精進いたします!