クウェート大学の講義について②〜2月19日を一例に〜
はじめに
前回は、レベル1についての解説記事を執筆しました。
今回はレベル2(中級者クラス・ムフシン教授)について解説します。
私はレベル1の学生ですが、レベル2に「モグリ」で参加しました。
学部の授業・ランゲージセンターの授業ともに、モグリは黙認されています。
下記の記事は、レベル1の授業です。
テキスト
教授が配布するプリントが教材です。
なんらかの教科書を印刷しているものと思われますが、詳細は不明です。
歴史や地理などの人文系の内容がメインになります。
本日の授業
授業は11時15分から始まりました。
2コマ2時間で、週に4日の授業です。
時間的にはレベル1よりライトですが、内容は高度です。
まず、各自が短文(宿題)を発表します。
発表内容をもとに、教授が文法的な事柄(ムダーファや、新情報・旧情報の分析など)についての確認をします。
文法を一通り網羅しているだけでなく、アラビア語で文法用語を記憶していなければ、何をやっているのかわかりません。
ジョージタウン大の『アルキターブ』などで勉強する場合は、文法用語も暗記しましょう。
クウェートの独立記念日が近いことを念頭に、各国の休日について質問されました。
質問内容に基づいて、教授は新しいボキャブラリーを次々と板書します(例えば「纏う」「独立」など)。
休憩前に、自分の国についての発表がありました。
ベトナムの気候やエネルギーについて、各自5分以上のスピーチをしてくれました。
原稿などは読まずに発表していました。
テキストの音読を重視しているのも、クラス2の特徴です。
トータルで30分以上、音読にあてられていたと思います。
留学について
最後になりますが、私は「クウェート政府奨学金」のプログラムを利用して留学しています。
今年も8名程度の募集がかかっています。書類提出の〆切は2024年3月10日(日)とのことです。
興味のある方は以下の記事をどうぞ。
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