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いよいよ治療入院が始まった。は良いとして、その入院先に不信感、、、#母は認知症

先週会ったばかりの母なのに。
「1週間でこれほど変化があるのか?」
というほど、くっきりとはっきりと症状が進行していることが
目に見えるように感じられた。

病院に行きたがらない母の気持ちを尊重していたつもりが、
治療の機会をただ延ばしてしまっていただけかもしれない。

病院での治療入院を決定的にしたのは、同じ介護施設で過ごす
認知症のお婆さんに怪我をさせてしまった事だった。

日頃から、性格の不一致もあり、一つ一つの言動が
気に入らない相手だったということもあった。
積もった感情を理性で抑制することはもう出来ない時期に
きてしまっていたところに、きっかけとなる出来事。

「そこ(通路)を通りたいから、どいてください」
この問いかけに答えてくれなかった(聞こえてないのかも?)
事に腹をたて、背中を押した。

お互いに足腰が弱っているもの同士、それほど強い力だったとは思えないが、相手のお婆さんはヨロヨロと倒れて、怪我をしてしまった。
相手のご家族は「お互い様」と寛容に受け止めてくださり、治療費を負担することでこの件は納まったものの、いよいよ真摯に認知症の治療と向き合う時がきた。

なかなか予約が取れないという、人気の高い個人経営の脳神経系を専門とするクリニックへ介護施設の担当者が予約を入れてもらえた。ここなら病院を拒否しがちの母も通いやすいかも知れないと淡い期待を抱いた。付き添いには姉が行くことになっていた。

なのに、

姉がこの予定を忘れるという失態をしでかした。
「人間なので、忘れてしまったことは仕方ない」
寛容な気持ちで受け入れたいところではあるが、こういったことが1度や2度ではなく、近頃頻発させていた姉に、実のところ腹が立った。

次の予約が取れないまま、月日が過ぎ、母の症状の進行は加速していく。
「これ以上、診察を先延ばしする(治療に積極でない家族の態度という風に受け取った)状態が続くと、こちらでお母様をお預かりすることは難しいと思います。」いよいよ勧告までやってきた。

どうやら、あれ以来、母は感情が抑えきれず、手を出そうとする場面が増えているようだ。介護スタッフは母が動く度に、ビクっとするようになったそう。

「このままだと、お母さん自身もお辛いと思います。おそらく、他の施設でもこのままの状態では、受け入れしてもらえるところはほとんどないと思います」腑に落ちる部分もあった。

「症状も大分進んできた印象があるので、この段階だと、即治療入院して、自分にあったお薬を、あった量処方してもらうことになるでしょう。ある程度設備の整った大きな病院の方が適切でしょう。」とのこと。

驚いたのは、認知症治療を行う近隣の病院がどこも一杯で、急ぎの新規患者の受付が出来ないと断られたこと。

しばらくして介護施設の方から「この病院なら可能です」と紹介された病院に、ひとまず診察と個人にあった薬の配分を入院しながら調合していくことになった。

診断の結果は、アルツハイマー型の認知症。
予想通りというべきか。

しばらく入院して、という話は想定していたが、
見込み期間をして提示されたのが3ヶ月と予想を超えた長期で驚いている。1〜長くて2ヶ月と聞いていたこともあって、なおさらのこと。

そして、更なる驚きはこの病院で3年前にひどい患者虐待事件があったと知ったこと。どうりで空いていたはずだ。現在経営陣を入れ替えて、改善に取り組んでいるという薄っぺらな文字がWEBには並んでいたけれど、家族を預ける身としては気が気ではない。

以前の経営陣は利益を優先主義で入院患者を増やすこと、入院を長期化させることを院内で奨励していたというから、こちらも益々疑いの目を持ってします。

「3ヶ月は妥当な期間なのか?」
様子を見ながら、延ばす必要があるからということならまだ分かる気がする。

最初から3ヶ月って妥当なのか??
どなたか経験された方、コメント頂けたら有り難いです。

また週末・祝日は職員が少ないという理由で
面会が出来ない可能性があるという説明を受けましたが、
そんな病院側の都合で面会を拒否できるものなのか??

疑いの目で見始めると、色んなものが怪しく見えてくるものです。
転院の可能性についても、検討を始めなければ、と思案する胸がザワつく今日この頃です。


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