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鎌倉・長谷寺にあるかき殻稲荷の由来 そこの絵馬もなんとかき殻

鎌倉・長谷寺の「かきがら稲荷」は絵馬もかき殻

鎌倉にある長谷寺の稲荷は、「かき殻稲荷」と言われています。
祠の中には、かき殻が祀られています。

なぜ牡蠣殻が祀られているのかというと、現在、長谷寺のご本尊の「十一面観音像」が、その昔奈良県の山の中で作られた後、海に放されたそうです。

そして、鎌倉の地に流れ着いたといわれ、それには牡蠣殻が付着していたことが言い伝えられています。
この牡蠣殻がついていたからこそ、鎌倉の地・長井の浦へ流れ着いたとされ、そこから今もなお祀られるようになりました。

この「十一面観音像」は、木造としては日本最大級の9.18メートルの像です。
かきがら稲荷は、その「十一面観音像」を長井の浦に導いたという「かきがら」を祀った稲荷社です。


絵馬は、一般的に木でできているものが多いと思いますが、ここの絵馬はなんとかき殻の絵馬です。


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